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NAB2017でもご紹介したiZotopeの新製品、レストアプラグインのRX6 Advancedの情報がiZotope公式WEBサイトに掲載されています。
RX6 Advancedの特徴は、Neutronで脚光を浴びたAIを搭載していること。Advancedだけに収録されている Dialogue IsolateとDe-rustleは、AIの機能である「機械学習」のアルゴリズムを使って処理されています。
Dialogue Isolate
雑踏などの中か会話の声だけを分離する
De-rustle
ラベリアマイクが服などに当たった時などに発生する「擦れ音」を除去する
この2つの機能で使われているiZotopeのアルゴリズムは、音源を1秒間に100,000通りものスペクトラグラム解析をし、パターンを見つけてその中から結果を予測して人の声を分離したり、擦れ音を除去します。
Neutronでは音源のスペクトグラムからそれが一体何の楽器なのかを予測し、最適なミックスのためのサウンドメイクを提案しました。そのノウハウがまさかRXに搭載されるとは思いもしませんでした。もしかすると今後、マスタリングのOzoneやボーカルのためのNectorにも搭載されるかもしれません。そして、機械学習を使ったソフトシンセも考えられます。膨大なプリセットの中からユーザーの好みやパターンに合わせたサウンドを提案してくれる、なんて夢があると思いませんか?
iZotope RX6 Advancedの詳細情報は別記事にてお伝えします。その時をお楽しみに!
記事内に掲載されている価格は 2017年5月1日 時点での価格となります。
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