Astell&Kernが誇る技術の粋!第三世代ポータブルプレイヤーのエントリーモデルAK300の予約を開始しました!シリーズ中最も手頃な価格でありながら、サウンドの要となるポイントは上位機種から受け継いだ、コストパフォーマンスの極めて高い製品です!
PCM 最大 384kHz/32bit、DSD128(5.6MHz/1bit)を極めて高い質で再生。納品前の最終チェックにスタジオから外に出て聴き返したり、楽曲のアイディア出しに、とスタジオワークに新たな発想を与えてくれます!
AK300がハイレゾレコーダーになる「AK RECORDER」
2016.4.29に開催された春のヘッドフォン祭2016で、Astell&Kernは、AK380、AK320、さらに新登場するAK300をドックすることで、ハイレゾレコーディングを可能にする「AK RECORDER」を発表しています。
聴くだけに終わらない、制作シーンにマッチするプレイヤーの可能性をレポートしました!
AK300概要
AK300 は、第 3 世代 AK ポータブルプレーヤーシリーズとなる AK380/AK320 の基本設計を踏襲しながら、シングル DAC/アルミボディ仕様にする事で、より多くの方に最新の AK サウンドを楽しんで頂ける価格帯を実現したエントリーモデルとなります。
新世代 32bit プレミアム DAC「VERITA AK4490」や、超低ジッター200Femt を可能にする VCXO CLOCK の 採用など、上位モデルの血脈をしっかりと受け継いだハイクォリティサウンドを提供します。
主な特徴
AK300 /AK320 /AK380 仕様比較
PCM 最大 384kHz/32bit、DSD128(5.6MHz/1bit)の再生に対応
AK300 は PCM 最大 384kHz/32bit 及び DSD128(5.6MHz/1bit)の再生に対応します。その情報量と広大なダイナ ミックレンジにより、現場の空気感やアーティストの感性も忠実に再現します。
旭化成エレクトロニクス「VERITA AK4490」を搭載
音質の要となる D/A 変換には、ハイエンドオーディオ機器への採用で定評のある、旭化成エレクトロニクス 社の新世代 32bit プレミアム DAC のフラッグシップとなる、「VERITA AK4490」をを搭載しています。単独の
超低ジッター200Femto 秒を実現、VCXO Clock(電圧制御水晶発振器)搭載
AK300 は、ポータブルプレイヤーでありながら、高精度且つ 200 フェムト秒という超低ジッターを実現する 電圧制御水晶を採用しました。このフェムトクロックによりオリジナルソースに限りなく忠実で正確なサウ ンドを実現します。
*ネイティブ再正は 192kHz/24bit まで
*352.8kHz は 176.4kHz、384kHz は 192kHz、32bit は 24bit にダウンコンバート、DSD は PCM176.4kHz/24bit に変換

ポータブルオーディオプレーヤーとしては驚異的な S/N 比、ダイナミックレンジの拡大と低歪化を実現しています。通常の 3.5 mmアンバランス出力端子に加え、デュアル DAC の恩恵を最大化できる 2.5 mm 4 極バランス出力端子も搭載。徹底した音質性能を追求しています。
●VCXO(電圧制御水晶発振器)
電圧制御水晶発振器(Voltage-Controlled Crystal Oscillator)は、入力電圧の変動に応じて出力周波数を
変更できる周波数制御デバイスです。
●ジッター
ジッターとはデジタル信号の時間軸方向の揺らぎやずれで、音質に悪影響を与える要因となります。
AK300 は詳細な音質調整を可能にするパラメトリック EQ を搭載。専用の DSP により、グラフィック EQ の計 算のために必要であった CPU サイクルを開放し、より詳細で正確な計算を可能にします。Q 値調整を得て周 波数レンジを正確に指定し、20 バンドで±0.1dB でのゲイン調整が可能です。
*パラメトリック EQ 機能は、PCM 192KHz/24bit までの音源データに対応します。DSD 及び 32bit 音源などには対応していません。
●パラメトリック・イコライザー(EQ)
パラメトリック EQ は、中心となる周波数と調整する帯域の幅(Q)の値を任意に設定し音量調整する事がで きるので、グラフィック EQ と比較しても、より詳細な音質調整が可能になります。
●グラフィック・イコライザー(EQ)
グラフィック EQ は、決められた一定の間隔で周波数を分割し(帯域の幅は固定)、各々の帯域の音量を変化 させることができます。調整の全体的な変化をグラフィカルに認識できることが特徴です。
USB DAC 機能と多彩な出力
AK300 は、96kHz/24bit の USB-DAC として使用することができます。
AK300 のラインアウトモードやバランス出力を使用して、アンプやスピーカーなどと接続すれば、簡単にハイエンドオーディオに匹敵する音質を体感できます。更にBluetooth4.0(A2DP/AVRCP *apt-x対応)機能も搭載しています。Bluetooth 対応スピーカーやヘッドホン、カーステレオ等と無線接続とも可能です。
*96kHz/24bit 超はダウンコンバート、DSD は PCM に変換となります。
*USB DAC 使用時は、パラメトリック EQ 機能を使用できません。
DLNA 機能強化「AK Connect」
DLNA 機能の強化により誕生した機能「AK Connect」は、Wi-Fi を通じて同ネットワーク内のパソコンや NASサーバーなどとワイヤレス接続し、それぞれに格納されている音楽データのストリーミング再生や、AK300にダウンロードする事もできます。また、AK Connect App をダウンロードしたスマートフォンやタブレットで簡単に遠隔操作も可能。据え置き型プレーヤーとしてホームオーディオ用途にも便利です。
- PC/NAS から Wi-Fi 経由でストリーミング再生、及び楽曲ファイルの転送
- 同スマホ・タブレットから Wi-Fi 経由で AK300 へストリーミング再生
- AK Connect App をインストールしたスマホ・タブレットから Wi-Fi 経由で AK320 をリモートコントロール
DMP (Digital Media Player)
メディアサーバーのコンテンツを選択、再生する事が可能です。
DMC (Digital Media Controller)
メディアサーバーのコンテンツを選択し、再生可能なデバイスを選択し接続を確立します。
DMS (Digital Media Server = Network Server)
メディアサーバーとして、コンテンツを保存し他の対応デバイスにネットワーク経由で配信します。
DMR (Digital Media Renderer = Network Player)
DMC の指示によりメディアサーバーのコンテンツを再生します。
ディスプレイを広く活用、メタルタッチセンサー・ホームボタン
AK380/AK320 と同様、本体下部に感圧式のメタルタッチセンサーボタンを搭載。どんな画面でも簡単にホーム画面に戻ることができます。また、ホームボタンを本体へ設置する事で、液晶ディスプレイを広く活用することが可能となります。
オプションによるポータブルを超えた高い拡張性
AK380/AK320 用オプションとの接続が可能です。更なるドライブ能力を獲得できるヘッドホンアンプ「AK380 AMP」及び、PC を使わずに CD 音源を直接リッピングできる「AK CD-RIPPER」や、XLR バランス出力搭載により、ハイエンドオーディオシステムやパワードモニタースピーカーとの接続を可能にする。
「Cradle」、そして接続する事で本格的なポータブルレコーダーになる「AK Recorder」と、ポータブルプレイヤーの枠を超える高い拡張性を実現します。
デザインコンセプト
AK300 は、Astell&Kern のデザインコンセプトである「光と影」を踏襲しています。AK380/AK320 と同様、フロントとリア、そして両サイドは非対称でありながら洗練されたフォルムを描きます。
バックパネルに装備されたボリュームノブは片手での操作を可能にし、美しく剛性の高いミッドナイトブラックのアルミボディと、正確で精度の高い加工がラグジュアリー感を演出します。
これらハイエンドイメージとスムーズなユーザビリティの共存は、Astell&Kern 共通のデザインアイデンティティです。
記事内に掲載されている価格は 2016年6月3日 時点での価格となります。
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