1978年にデビューしたKORG PS-3200シンセが、UVIの手によりソフトで復刻!UVS-3200は実機の特徴であるウォームサウンドを再現し、ベース/リード/パッドで大きな威力を発揮します。
UVI UVS-3200
UVS-3200は実機の特性に忠実かつ音楽的な音色パッチを持つコレクションです。その存在感と温かみのある質感は間違いなくアナログそのものです。そしてモダンテクノロジーのよってその素晴らしさは一層のものになりました。UVIのサウンドデザイナーは、クラシックトーンから現代のスタイルに通用するサウンドまで、素敵な音色を沢山用意しました。220の即戦力プリセットは、図太いアナログシンセベースから豊かで躍動的なパッド、そして猛烈なリードまで様々なサウンドを取り揃えています。
実機からインスピレーションを受けた操作画面は、ビンテージシンセの美学とモダンシンセのパラメーターを融合した結果です。洗練された配置は直観的で、プリセットのクイックエディットからオリジナルサウンドの創造まで幅広く対応します。オシレーター部は完全独立で、24プリセットのオシレーター1と69プリセットのオシレーター2からサウンド波形を選びます。アンプリチュードとマルチモードフィルターも完全独立で、それぞれにADSRエンベロープを装備します。そしてステレオ効果とマルチエフェクト、柔軟かつパワフル、独創的なモジュレーションシステム、さらにオシレーター毎のアルペジエーターで、思いのままのサウンドデザインを可能にします。
What’s KORG PS-3200
UVI UVS-3200は、シンセ史の中でも非常にレアかつ温かみのあるサウンドをする逸品です。複雑で魅力的な音のするPS-3200を完全整備し、その至福のビンテージアナログサウンドを隅々まで収録しました。70年代後半、わずかな数のみ生産されたこのジャンパンビューティーは48ボイス、セミモジュラータイプの贅沢仕様でした。そしてボイス毎に2つのVCO、そして独立したVCFとLFOが与えられました。さらにPS-3200で最も注目すべき点は(当時、大変素敵な機能である)16プリセットのメモリーリコールを持っていたことです。その設定はフロントパネル、もしくはオプションのリモートコントローラーでいつでも保存と呼び出しが可能でした。このシンセの鍵盤コントローラーもまた特別な装備を持っていました。スケーリング可能なCVジョイスティックは、ダイナミックで趣深い演奏を実現します。
月日が経った現在ではPS-3200を入手することは非常に困難で、完全な状態に戻す為にもパーツの調達も実機同様、見つけ難く高いコストが必要です。幸運にもとても状態の良い個体がUVIにやってきました。厳密なチェックと丹念な調整によって、このプロジェクトはスタートしました。サウンドデザインチームによって、このシンセの性能を限界まで押し上げ、最高状態で波形を収録していきました。
記事内に掲載されている価格は 2017年2月17日 時点での価格となります。
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