遂に発売開始!NAB 2014 で発表され話題となったxMac Pro Server は、業務レベルでLate2013 MacProを使いこなせるラックマウント&拡張キットです!
製品概要
xMac Pro Server は4Uサイズのラックマウントエンクロージャ。リアパネルにMacPro Late 2013のインターフェイス類を延長し、 PCIeスロットやHDD拡張ベイが無くなってしまった 最新Mac Proを業務レベルで使うために生まれました。
フロントパネルのMac Pro を差し込むスペースの左脇にはUSB 3.0ポート。さらにその左には2つの5.25インチモバイルラックデバイスマウントを搭載。HDDやSSDなどの増設に使えます。もし必要であればBlu-rayドライブを挿してもいいでしょう。
この他 USB 3.0ポート(×3)、Thunderbolt2(×2)、PCle Cardスロット(×3)を搭載するなど、充実のI/Oとなっています。PCle Cardスロットはもちろん Avid Protools|HDX や UAD-2 PCIe の動作補償済みです。
用途 / ノウハウ
xMac Pro Serverは、騒音対策や冷却対策のためにMac Proをマシンルームに納めている方に向けたマウントラックとなりますが、不安定な新型Mac Proを固定したり、システムを一括でラックに納めたいなどのニーズに応える製品です。
Mac Proをラックマウントした際に気になるポイント2点の解説をしておきましょう。
1. 放熱は背面から
フロント面にはMac Proの底の部分が出る構造になっているので、放熱はラック本体の背面からとなります。これまで数多くの拡張ラックを開発してきたSONNET TECHNOLOGYだからこそ、厳密なテストを行い、熱問題をクリアしています。
2.電源スイッチはラックフロントパネルに
ラックマウントにより隠れてしまった電源ボタンはラック本体フロントパネルに拡張されます。例えばxMac Pro Server を使っていない場合、Mac Proの電源をONにするためには本体背面まで手を回して手探りで押すしかありません。もしそれがマシンルームに床起きされている状態であれば、ラック下部にたまったケーブルをかき分けて手を奥まで入れる必要があります。
ケーブルの破損や機材の転倒などのリスクを減らすという意味でもこの電源ボタンのフロントパネル配置は大きなメリットがあります。
記事内に掲載されている価格は 2014年9月24日 時点での価格となります。
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