イタリアの鍵盤メーカーFATAR(ファタール)」が手掛ける「Studiologic(スタジオロジック)」から、NAMM2012でのお披露目から発売が期待されていた新製品「Sledge(スレッジ)」が登場!Waldorf社製のサウンド・モデリング技術を採用したパワフルな音源と直感的なユーザー・インターフェイスで、サウンドクリエイトが可能なシンセサイザーです!
SledgeはあのWaldorf Music社のモデリング技術のデジタル・シグナル・プロセッサを採用。3OSC、2LFOのバーチャルアナログシンセでありながら、PPG Waveの波形を全て移植しているというところがマニア泣かせの嬉しい仕様。24/12dbを切替可能なスロープ付きマルチモード・フィルタもWaldorfのアルゴリズムでできていて、太くキレの良いバラエティに富んだサウンドを奏でます。
人間工学に基づいて配置されたノブやスイッチが並んだトップパネルは、アナログシンセの仕組を理解していればマニュアルと長時間格闘しなくても使うことができます。一つの操作子には一つの機能だけがアサインされているため本物のアナログシンセのように任意のパラメーターに即アクセスが可能。音作りのために深い階層へ潜る必要もなく、一目でほぼ全てのパラメーターを把握できるイージーさです。
タッチにこだわった鍵盤には、Nord、access、Novation等シンセサイザーのトップブランドにも採用されているFatar製TP/9S Synthersizer 鍵盤を搭載。間違いの無い弾き心地を約束してくれます。
Studiologicのこだわりとして入出力はボディ左側にまとめられています。これは、スタジオに設置した場合にはボディ後ろにケーブル端子分の無駄なスペースを作らず、ライブでは観客側からケーブルが見えず、見た目がとてもスッキリするという利点があります。
その他、さすがは一流鍵盤メーカーが作ったシンセサイザーなだけあって、ベンド/モジュレーションホイールやノブ、スイッチ一つに至までが人間工学に基づいた設計がなされ、演奏者が快適に演奏/音作りができる仕上がりとなっています。
そしてこれらの機能性をパッケージングした筐体は見ての通りのイエローカラー。この印象的なルックスはシンセ済みでなくとも惹かれるのではないでしょうか。素直に素敵です。
記事内に掲載されている価格は 2013年1月9日 時点での価格となります。
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