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こんにちは!バウンス清水です。
寝ても覚めても空間オーディオについて考えてます。実は私、家に5.1.4chのスピーカーシステムを組むほどどっぷりドープに空間オーディオにハマっているわけですが、以前はHipHopのビートメイカーもやっておりました。
その頃はAbleton Liveを主に使って打ち込んだり、サンプリングしたり。『趣味程度に作ってます』というスタンスに切り替わってからはSpliceを導入し、大量のサンプルをLiveの中で組み合わせて曲を作って遊んでました。そんなSplice Loverな私が、つい先日Spliceを解約してLoopCloudを導入しました。
なぜLoopCloudにしたのか?
LoopCloudもSplice同様のサンプルを提供しているサービスですが、LoopCloudには私の心をくすぐる機能がついていたのです!それはLoopCloudアプリ内でLoopを組めること!Spliceも”Bride”というプラグインを使って、Liveと同期し、曲のテンポとキーを指定した状態でサンプルを探せました。この機能はめっちゃ便利でした!出た時は感動しました。
LoopCloudはテンポとキーを指定してサンプリを探せるのはもちろんのこと、中に8トラックのシーケンサーが内蔵しており、そこでサンプル切り刻んで組み替えてみたり、エフェクトも内蔵されているので、音を加工してみたり、ビートの基礎ループを作るのがとても楽!!
上の部分でサンプルを選び、下でEDITができるという感じです。
このようにループのドラム素材をカットして組み替えができます。
パターンのプリセットもあり、自分で組む必要もない!サンプルを選ぶだけで曲が出来上がります。
一個一個ピッチも変えられるので、一つのサンプルでメロディも作れますね。
しかも、その作ったループの状態でパラ出しできるので、DAWでその後追いこんで制作するような流れが取れます。莫大にあるサンプルから、オリジナルのループを作るまでこのアプリ内で一括できる!
これがLoopCloudの強みですね!
これが決め手となり、SpliceからLoopCloudに乗り換えてみたという感じですね。
結果最高!Spliceの時より、ウキウキしながらビートメイクができます!
AvidPlayでリリース!
そしてこのタイミングで素晴らしい製品が出ました!
Sound Particles / SkyDust 3D。3D出力対応のシンセサイザー・プラグインです。
LoopCloudでBeatを組んで、SkyDust 3Dでシンセを入れてみよう!と思い立ち、なんならそれをAvidPlayでリリースしてみようということにして、制作を進めていきました。
LoopCloudでできたBeatをマルチトラックでエクスポートし、Pro Toolsにインポートします。
このタイミングで既にDolby Atmos環境下でパンニングをして、その状態のBeatを聴きながら、ノリノリでSkyDust 3Dでベースシンセを打ち込んでみました!
7.1.2chのインストゥルメントトラックを作り、(こんなの初めて!!)そこにSkyDust 3Dをインサート!
音が空間を飛び交っています!鍵盤1個押しただけで、メチャクチャかっこいい音が出ます。
新しい時代の幕開けを肌で感じつつ、ビートメイクは進みます。
その後LoopCloudで新たにループを作り、それをまたインポートしなんとか形にできたのでこれでリリースできる!むしろこのDolby Atmos Nativeな曲をリリースしたいがためになんとか形にした!
という感じですね。
個人でDolby Atmos作品をリリースするにはAvidPlayを使います。年間6,600円で3アーティスト、作品リリースし放題です。メチャクチャ安くないですか?!
私も今回初めてAvidPlayからリリースしました。
以下のページを参考に突き進みます。
参考ページはこちらまずはAvid Storeで”AvidPlay Unlimited Dolby Atmos Music Distribution(Annual Paid Upfront)”を購入。
その後AvidLinkの中から、AvidPlayへアクセスしまして、右上オレンジの”New Release”より登録開始!!
無事登録完了!!
これで無事リリースされるといいのですが、5日程度時間がかかるようですね。
問題なければ、5/1にリリースされると。。。
<追記>
数日後、無事リリース完了しました!
ばっちりApple MusicでもDolby Atmosで聴ける様になっております!!
ぜひ聴いてみてください!
https://distribute.avid.com/share/MTAwMDAwNjA4MzY5
Apple Musicリンク
https://music.apple.com/jp/album/atmosbeat-type1-single/1685084265
みなさんいかがでしたでしょうか!?
個人レベルでDolby Atmos作品をリリースできるなんて、イカした時代ですね。
しかも年間で60ドルってめっちゃ安い!曲リリースし放題ですよ?!
またLoopCloudで曲作って、Atmosでミックスしてリリースしまくります!
それではバウンス清水でした!!!
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記事内に掲載されている価格は 2023年5月5日 時点での価格となります。
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