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好評につき第3弾。オーディオテクニカ ハイエンドマイク AT5047を、Rock oNスタッフのクーパー天野とイタリー多田がレコーディング試聴!
今回はAT5047に焦点を当て、アコースティックギター、ドラム、ボーカルをレコーディング。本格的レコーディングを目指す皆様のマイク選びにきっと役立つ動画を公開中です。繊細なドラムから力強いボーカルパフォーマンスまで、楽器のニュアンスや声の特性を最大限に引き出すマイクロホンであるAT5047の実力を検証しました。
試聴したマイクと、Rock oNスタッフのインプレッション
●製品概要
AT5047
・標準的な円形ダイアフラムの2倍の大きさとなる4つの長方形ダイアフラム(2ミクロン厚)を搭載し、レコーディングに最適な性能を実現。
・マイクプリアンプとコンソール入力に対し最大限の互換性を発揮する、厳選のディスクリート電子部品を採用。
・トランス出力が演出する滑らかな音質。
・ひとつひとつ手作業による組み立て、徹底した品質管理。
・マイクロホン本体からユニットを効果的にフローティングさせる内部ショックマウント。
・エレガントかつ耐久性のあるアルミと真鍮のハウジングデザイン。
・アイソレーションを高める先進的なショックマウントAT8480。
・保管にも輸送にも強い、特別デザインのハードケース付属。
●ボーカルに対して
クーパー天野
「Audio-technica ATシリーズの重心あるしっかりとした存在感に加え、ヌケのある華やかさが加わったサウンド。今回は対抗機種と考えられる、Naumann U87 Ai、Brauner Phantheraとあえて聴き比べしてみましたが、コンデンサーマイクの傾向としてあるパリついた嫌な感じがなく、Audio-technicaのナチュラルさを土台にして、さらに個性が出ていますね。」
イタリー多田
「レンジに偏りがなく再現されているところが他社製マイクより優れた部分。マイクに求められる色んな要素が高次元にまとまった製品だと感じました。」
●アコースティック・ギターに対して
クーパー天野
「実際に弾いた音をモニターしながらレコーディングしましたが、自分が演奏している音とCDレベルの最終的な仕上がりの音を同時に想像させる信頼あるサウンドでした。」
イタリー多田
「オフめの位置のマイキングでも、低域の減衰の仕方が極めて穏やかなので、アンビエンスを十分に含んだレコーディングができました。」
●ドラムに対して
クーパー天野
「コンデンサーマイク特有の嫌なピリつき感が少なく、極めてナチュラルなサウンド。TOPに2本立てただけで、録音物としてまとまった高級な音になる。」
イタリー多田
「明るめ/暗めのドラムキットの個性を、そのまま再現して録れそうなので、すごく気に入りました。個人的に2本欲しい!(笑)」
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記事内に掲載されている価格は 2022年12月9日 時点での価格となります。
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