制作機材の最新動向がここに。現地アナハイムからの熱狂レポート、会場の空気を切り取る動画レポートも多数!
多くの新製品が発表され盛り上がるNAMM 2015。初日の午前中に行われたAVIDブースでのCEO Louis Fernandez Jr.氏によるKeynote Speech。その模様を動画でおさえています。Avidが向かう今後、AvidがMusic Marketに対してどのようなビジョンを持っているのかが語られています。英語では有りますが、わかりやすい資料などと共に話が進行しますので、ご覧いただければと思います。
概要としては、新しいテーマとして「Music in Motion」が発表されました。その背景として、市場として求める音楽の数はiTuneのカタログベースで5年前に比べて400%以上もの伸びを見せている、一方で製作者へのかんげんは 非常に少なくなっているのが現実。
また$1000を稼ぐために販売しなければならないパッケージ数もCDであれば450枚だったものがストリーミングでは100万アクセスが必要。$1000といえば、3ヶ月の生活費ですようねという、リアルな現実を提示されました。その上で、制作環境をブラッシュアップし、加速するための方法としてCloud Colabarationが有効だ、と話は進みます。
今まで以上に加速度的にコンテンツを生み出すためには、Cloudというデジタル技術の最先端の手法を活用した手段が必要だということ。これから音楽業界は動き続けなければいけない「Music in Motion」だということだ。
実際に2016Q1(2016.1~3月期)には、Cloud Collaborationを実装したPro Tools 12.5がリリースされる予定ということなので、実際のリリース前の最後のプレゼンということで自信にあふれたものであったと感じています。
※Pro Tools 12.5 動画レポートはこちら!>>
次は、NAB 2016でのKeynote Speechもお伝えする予定です。Avidの今後の動向を占う上で非常に重要名ファクター。今後も情報発信をしていきますのでご確認いただければと思います。
Avid
Writer . Yosuke
記事内に掲載されている価格は 2016年1月23日 時点での価格となります。
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