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昨年同様に、会場前に個別のPress Eventが行われたBlackmagic Design。昨年ほどのリリースラッシュではありませんでしたが、各製品のバージョンアップとともに、4つの新製品が発表となりました。
一番の注目はこちらのVideo Assist 4K。お値段は$895。昨年のNABで発表され非常に好評なVideo Assistに4Kモデルが登場です。外部Viewer兼Recorderという注目のジャンルへの新製品の投入です。入力は6G-SDIもしくはHDMIで別途XLRでのAudio Inputも備えるチウさすがの充実ぶり。記録はUHS-Ⅱ対応のSD CardがDualで備わっています。記録コーデックはProRes 4:2:2もしくはDNxがサポートされるということです。
もう一つ面白い製品が登場。こちらの写真の一番右のDuplicater 4K。フロントパネルに24ケのSD card Slotを備え、その名の通り、のDuplicateはもちろんですが、ベースバンド入力に対してのパラレル記録が可能ということ。使用用途としては、Live収録の際に、このレコーダーを回しておいて、お客様が帰るときにSDカードでその日のライブを販売するといったことが可能となる面白い製品。カスケードでの利用もできるのでアイディア次第でいろいろなシーンで活用ができそうですね。価格は$1995ということです。
他にも、中央のMlutiview 4はterenex mini converterシリーズの新製品、1/3ラックのサイズで最大4画面のMulti Viewが可能です。そして左のURSA Studio View FinderはURSAシリーズのカメラをStudioカメラとして利用可能とするVeiwerとタリーランプ等のstudio Cameraにしかついていなかった機能を追加する製品。
さらに、Press Eventではスライドでしか紹介されなかったのですが、ベースバンドのコンバータとして一番需要のあるSDI / HDMIの変換にコンパクトかつ超低価格な製品が登場しました。なんと言っても注目はその価格。なんと$85!!この発表には思わずPress Eventの会場でも拍手が起こるほど。製品名はMicro Convertor SDI to HDMI/HDMI to SDIの2機種が登場となります。
Pro ToolsからのVideo 出力を少し引き伸ばしたいという時に、SDIで出力してTVへはHDMIに変換して入力を行うということがよく有ります。サイズが小さくなったことも素晴らしいのですが、価格がこれまでの1/3となったことは嬉しい発表ですね。
Writer.Yosuke
記事内に掲載されている価格は 2016年4月19日 時点での価格となります。
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