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Rolandの101、202、303、808、909など x0x シリーズのクローンをみんなで作ろう!という趣旨のブログから始まり、いまやシンセやそのキット販売までおこなうようになったDin Sync。ここには世界中からシンセを自作したいマニアックな人たちが集います。
画像の真ん中のラックに入ったシルバーの筐体は、TB-303のレプリカモデルのRE-303です。でもこれはこういう製品が売っているわけではないんです。
RE-303とはこれのこと。つまり基盤のキットなのです。TB-303の回路図や他資料からこれの回路図を新たに起こし、具現化した血と涙の結晶!その舞台となったフォーラム「RE-303 Project」にはその軌跡が刻み込まれています。
TB -303クローンで有名なxoxboxが知られますが、あれとは電源部分が違うとのこと。xoxboxは優秀なクローンでしたが、RE-303は「クローンではない。レプリカである」ということです。実際に聴いた音は303そのもの。パーツが劣化したヴィンテージTB-303より張りがあって押し出しが強い印象。基盤のみの販売で70ポンドで販売中。ケースは「自分で作れ」とのこと。
Writer : IT富田
記事内に掲載されている価格は 2016年4月2日 時点での価格となります。
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