GibsonのブースでKRKの新製品を発見!名機VXT4の後継機『V series 4』が登場です。
11月頭に発売されたばかりのV series 4。ウーファーの口径を充てて V4 S4、V6 S4、 V8 S4の3ラインナップとなります。
VXT4の後継機といってもその仕様には大きな3つの変化があります。
しかし変化の前に、変わらないものをご紹介。黄色が印象的なケブラー製コーンはこれまでと同じ素材が使われ、歪みを抑え、高いレスポンスで動作をします。
そしてここからが違い。1つめは、新たに採用された黄色いツイーター。そうです、これはウーファーと同じケブラー製。高性能なウーファーに見合うレスポンスのツイーターを開発するべく、探したどり着いたのがまさかの同素材だったということ。
2つめは従来、樹脂製だったフロントバッフルにアルミが採用され剛性が飛躍的にUP。スピーカー動作の阻害を抑え、理想的なサウンドの再生に貢献します。また、アルミならではのヘアライン仕上げやバッフル脇に1本入ったメタリックなラインが精悍なルックスを演出しています。とても高級感がありますよ。
3つめの違いはアンプ。V series 4はDSP内蔵のデジタルアンプになりました。これもつイーター同様、高性能なケブラーウーファーの性能を余すことなく発揮させるために見つけた答えでした。
DSPによるEQはHigh/Low共に7ポイントづつ、合計49通りのEQセッティングが可能。DIPスイッチによりスタンバイスイッチやグラウンドの設定などシステム系のコントロールができるのもスマート。
気になったのはUSBですが、現段階では未使用とのこと。しかし今後、ソフトウェアのVerアップなどに使う可能性があるということです。たとえばEQの周波数やシステム系の制御などの変更もできるとか。
小型ながらパワフルでリッチなミドルローが人気を博したVXT4の後継機。サウンドはもちろん外観も含めてリファインされた実力をあなたもぜひ試してみてくださいね。
V series 4と共に発売となった最新型サブウーファー10S2と8S2。こちらもウーファーの後継が型番に反映されています。こちらもデジタルアンプが採用され、時間軸など完全にV series 4とマッチングされています。
Writer. Tomita
記事内に掲載されている価格は 2016年11月17日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ