NAB 2017ではNorth Hallの奥に巨大なブースを構え、例年通り8Kシアターを設営しての技術展示を行なっていたNHK。8Kシアターはやはり撮影禁止となっており、お見せすることはできませんが、ルーブル美術館の中を撮影したコンテンツ、精霊の守り人(実写版)、そして、南極の湖(氷の下の世界)という3つのトレーラーを見せていただきました。8K@120fpsそして、22.2chという最高峰の視聴環境。かなりノウハウ技術の蓄積を感じさせる自然なコンテンツの数々を見ることができました。
ブース内に、22.chの視聴環境として、Living Roomが作られていました。壁面にスピーカーが埋め込まれ、こんな部屋が家にあったら良いな!という憧れを感じてしまうファシリティー。現実的なところでは、このようなシアタールームを持てる家庭のみということにはなりますが、具体的な提案が行われていました。
それ以外には、かなり具体的な8K制作の技術展開とNHK技研で開発されている各種技術展示。その中でもこちら。
実際に無線で8Kを電波に乗せて、隣のDisplayに表示をさせるという展示が行われていました。実際の放送がすぐそこまで来ているということを実感させる展示でした。
Writer. Yosuke
NHK 技研http://www.nhk.or.jp/strl/
記事内に掲載されている価格は 2017年4月28日 時点での価格となります。
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