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SHOTOVERは空撮向けのスタビライザーやハウジングのメーカーである。
といっても、そのサイズを見ればわかる通り、ヘリコプターや自動車に搭載するような撮影を前提とした作りになっており、大きく仰々しい外見である。
対応カメラも、6K RED Weapon、ARRI Alexa Mini、Phantom Flex4K、Sony F55等となっているなど、上位クラスのシネマカメラ向けとなっている。
そのサイズゆえに、展示数は少ないものの、大型ピックアップトラックのTOYOTA Tundraにショックアブソーバー・アームをフロントとルーフ上に搭載し、それぞれU1g、F1といった製品を取り付けた姿は圧倒的である。
手持ちジンバルをそのまま大型化したかのようなスタビライザーは軽量化のためカーボンファイバーが使われており、計算されたアーム部分の作りは非常に美しい。
F1は全天候対応のハウジングまでがセットとなっており、その一体感は素晴らしいものである。
専用の無線コントローラーはスタビライザーのコントロール、およびカメラ・コントロールが可能となっており、また付属のケーブルを使えば、Arri RCU-4, Sony RM-B750, Cannon RC-V100といったメーカー製コントローラーも使用可能となっている。
これぞまさしくハードに使えるプロ専用機材ということで、この機材を使ってどれほどの映像が撮影できるのか、想像が膨らむばかりである。
Writer. Toshima
記事内に掲載されている価格は 2016年4月20日 時点での価格となります。
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