独自のアルゴリズムによるユニークなプラグインをリリースするZynaptiqから、なんと2つの新製品が発表に!一つは、非常にエフェクティブなリバーブ?”WORMHOLE”そして、Room Sumilatorではないリバーブ、テクスチャーを意識した”ADAPTIVERB”が登場。じっくりとデモをしてもらいましたのでその様子を御覧ください。
このWORMHOLEはMOVIEをご覧いただくのが一番早いと思いますが、ピッチシフトと、周波数特性の変更、そして、倍音の負荷、ディレイ・リバーブを組み合わせた非常にエフェクティブな製品。デモンストレーションではナレーションに使用していましたが、音楽でも積極的に使ってみたい、楽器のようなプラグインです。ボコーダーのようですが、シンセサイズを行なっていないのがZynaptiqらいしいところではないかと思います。
ルームシュミレートではなく、そのサウンドを構成しているテクスチャーに倍音とノイズを不可視て作るという独特なリバーブ。まさにZynaptiqの真骨頂というところ。HOLDというパラメーターを押すとフィードバックループが発生し飽和していきます、通常のリバーブではハウリングのようになってしまうところが、この”ADAPTIVERB”では非常にオーガニック=有機的な音楽的な響きが積み上げられていきます。
コメントとして、音楽だけではなくサウンドデザインの現場でこの”ADAPTIVERB”で作ったオーガニックな響きを”WORMHOLE”でピッチシフトすればすぐに巨大な宇宙船のサウンドが作れるというコメントが印象的。サウンドの持つニュアンスを限界まで拡張するツールとでも言うのでしょうか?Zynaptiqらしい、コレまでにない全く新しい発送から生まれた、どのジャンルにも当てはまらない新しいサウンドツールの登場です。出荷は2016年Q2(4~6月)ということなのですぐのリリースです!!
Writer. Yosuke
記事内に掲載されている価格は 2016年4月8日 時点での価格となります。
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