Genelecブースではなんと、11月13日に発表されたばかりの UNIO PRM(Personal Reference Monitoring)が体験できます!
スピーカー・モニタリングとヘッドホン・モニタリングをシームレスに統合したUNIO オーディオ・モニタリング・エコシステムは、さまざまなモニタリング方法をシームレスに切り替え、ステレオからイマーシブまで、いつでもどこでも柔軟に作業できる環境を提供。UNIO PRMを使えば、ヘッドホンでもスピーカー・モニタリングと同等な、精密で正確なモニタリングを行うことが可能とのことで、さっそく試聴を申し込みました!やはり注目度が高いため、順番待ちとなっております。
10分くらいで試聴ブースにご案内頂き、GLM(Genelec Loudspeaker Manager)によるキャリブレーションが施されたDolby Atmos 7.1.4チャンネル環境で、まずはイマーシブミックスされた楽曲を聴きました。全身が立体的なサウンドに包まれる、とても心地よいサウンドです。
UNIO PRM は 9320A SAMリファレンス・コントローラー(画像ではパソコンの右手に配置)と、8550A プロフェッショナル・リファレンス・ヘッドホン(9320Aコントローラーの手前に見えるヘッドホン)で構成され、8550Aヘッドホンのシリアルナンバーが9320Aコントローラーと紐付いて、ヘッドホンの高精度なキャリブレーションを実現しています。
いざ試聴!今回の試聴環境は防音や整音処理が十分に行われていない展示ブースなので、会場の喧騒ノイズとブース内の音反射がとても多いです。それらをシャットアウトできる密閉型ヘッドホンでは音の粒が際立ち、スピーカーと比べて音場が少し近くなった印象を受けました。それにしてもクリアーで立体的な頭外定位で、デフォルトのHRTFデータでありながら音がちゃんと上から聞こえて来ることにとても感動します。UNIO PRMに対応したAural ID 2.0は2025年初頭のリリース予定ということなので、自分のHRTF値をもとにバイノーラル再生の精度がさらに上がることを考えると、まさに「オーディオ・プロフェッショナルのための、個人最適化されたバイノーラル・バーチャルモニタリング・ソリューション」といえるのではないでしょうか。静かな環境でじっくり試聴を希望される方は、Genelec エクスペリエンスセンター Tokyoの予約がお勧めです!
メーカーサイト
GENELEC UNIO オーディオ・モニタリング・エコシステム
記事内に掲載されている価格は 2024年11月14日 時点での価格となります。
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