SONYブースでは、コンデンサーマイク C-800G/9X と 背面開放型モニターヘッドホンMDR-MV1を展示のほか、360VMEのデモンストレーションが行われていました。
イベントスペースはSony 360RA環境を持ち込み。13.2(5.5.5)のレイアウトはGenelec 8330 + 7350を採用していました。7.1.4 Dolby Atmosと比べて見た目の違いとして、登壇者の椅子の後ろにサブウーファーが2機見えるのか特徴ですね。
「Rock oN AWARD 2024 Product of the Year」を獲得した SONY 360VME と MDR-MV1。MDR-MV1の隣でトロフィーが輝いています!
会場の同社製ポータブルプレイヤーに接続されていたMDR-MV1は購入時付属のケーブルから5極バランスケーブルのKimber Cable社の協力によって作成されたSONY純正オプションにリケーブルされており、4.4mmでプラグイン。Day3は土曜日という事もあり、NAMMのBadge TypeがIndivisuals(個人参加)の方々が多く見えました。
360VMEのデモンストレーション
イベント隣のVMEプロファイリング部屋は常に順番待ちの状態。スタッフさんに聞いた所、大体10分位で転換出来るが連日希望者が多く、その反響も凄いとのこと。ヒアリング中にもVME部屋から笑顔で出てくる来場者の姿が。(VMEは体験すると誰もが必ず笑顔になります。)
VMEの測定箇所は世界でもまだ3ヶ所のスタジオしかない、加えて測定+ライセンス料金は約7万円ですので、NAMM会場内での測定は貴重な体験です。
Rock oNの記事読者の方ならご存知のことでしょう、実はVME測定スタジオはロサンゼルスのGold Digger Studioと、ニューヨークのThe Hit Factory、そして東京のMIL Studioでプロファイリング可能です。
自身のスタジオのモニタリング環境をヘッドホンで、どこにいても再現したいという要望に応えて 360VME 出張測定への対応が予定されているとのこと。これはかなりの反響になることでしょう!
SONY 360VME オフィシャルページ
https://www.sony.co.jp/Products/create360RA/360VME/
SONY オフィシャルページ
https://www.sony.co.jp/
記事内に掲載されている価格は 2024年1月28日 時点での価格となります。
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