SUPERBOOTH19の初登場時点から世界中のシンセサイザーフリークが熱い視線を注ぐSUPER6がNAMM2020に登場!クラッシックなデザインと新しいコンセプトを持った本気のポリフォニックシンセサイザーとして異彩を放っています。ボタンやスライダー類がRolandのクラシカルなデザインを想起させながらも、モダンでインダストリアルな雰囲気はAxel Hartmannが携わっている事からも感じ取れると思います。独自のFPGAベースのデジタルオシレーター「DDS」を中核に、ウェーブテーブルやアナログモデリング波形をVCFやVCAといったアナログファンクションを使ってハイブリッドなサウンドメイクを行う仕様になっています。
また、独創的な仕様として「BINAURAL(バイノーラル)」が挙げられます。12ボイスが6個ずつ完全に左右に振り分けられて、内部のシグナルパスがオシレーターから最終アウトまで全てステレオになっています。左右でわずかに変化を加える事で非常に有機的ステレオイメージを操作することができ、これにより最終段のディレイやコーラスの聴き方が芸術的に変化します。
アルペジエイターとステップシーケンサーを搭載。またモジュレーションマトリクスで様々な変調を組むことが出来ます。
キーボードはFATAR製のものを仕様し、アフタータッチにも対応。また鍵盤横にはピッチベンド/MOD以外にも豊富なモジュレーション用フェーダーを搭載。あくまで演奏にこだわったシンセサイザー本来の魅力を持っています。
価格は2800ドル/2300ポンドを想定。期待して待ちましょう!
参考:
SUPERBOOTH19のレポート(https://www.miroc.co.jp/report/superbooth19-day3_udo/)
記事内に掲載されている価格は 2020年1月20日 時点での価格となります。
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