今年の2月にβ版として公開されていたAbleton Live 9.2がいよいよ正式公開されました。アップデータはAbleton公式Webサイトから無償ダウンロードできます。
アップデータは以下の内容。
レイテンシー補正
Live 9.2には、レイテンシー関連の機能向上がいくつか追加されています。Max for Liveデバイスやサードパーティ製プラグインのレイテンシーがさらに低下。また、オートメーションがレイテンシー補正に対応しました。
ワープ機能の向上、Tuner、Max 7など
Live 9.2では、Liveのオーディオ・ワーピング・エンジンにいくつかの機能向上が追加されています。[Complex]モードおよび[Complex Pro]モードでのトランジェントはよりパンチのあるものになり、強拍検出機能は向上し、ワーピングはより正確になりました。新しい[選択対象をワープ]コマンドでは、サンプルの選択部分を指定の小節長さにワープさせることができます。その他数々の機能向上に加えて、Live 9.2では新たに便利なデバイスTunerが追加されたほか、最新かつ最もパワフルなMaxバージョン、Max 7がMax for Liveに含まれるようになりました。
Pushの64パッド・モード、無償Pack
Live 9.2では、64パッドすべてを使用してドラムをプレイできるようになりました。また、ステップ・シーケンシング用に16パッドにすばやく切り替えることもできます。すぐに使い始められるよう、64パッド・モードがもたらす機能を最大限に活用できる無償Packをご用意。Rack5つ分に匹敵するハイクオリティのドラム、パーカッション、ループ、ワンショットのサンプルを提供します。64 Pad Labは、Pushをご所有のお客様だけでなく、Liveユーザーも見逃せない無償Packです。
Mad Zachが64 Pad Lab Packを解説
64 Pad Lab PackはたぐいまれなフィンガードラマーMad Zachが手がけており、彼のPushパフォーマンス・ビデオを見れば、64パッド・モードでのPushの可能性が一目瞭然となることでしょう。新作ビデオの中で、Mad Zachは64パッド・レイアウトでのプレイの方策、個々のサウンドの微調整、パンチのあるドラム・サウンドを得るための制作におけるヒントを、64 Pad Lab Packをベースに紹介しています。
Pushの機能がさらに向上
Live 9.2では、Pushパッドのアフタータッチ機能が向上し、Liveの主要ライブラリ・サウンドの多くにアフタータッチ機能が追加されています。さらに、Pushのタッチストリップをモジュレーション・ホイール・コントロールおよびピッチ・ベンドに使用できるようになりました。
さらにフレキシブルに表現力を増したLive。アップデートのたびに私たちをワクワクさせてくれますね。7月に発売されるNovation Launchpad Proとの連携にも期待できそうです!
Ableton Live 9.2 メジャーアップデータが公開されました!
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記事内に掲載されている価格は 2015年6月30日 時点での価格となります。
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