Avidブースでは、AIソリューションとCloudコラボレーション・ワークフローのデモを実演。Media Composerに搭載される予定の対話型AI 「Avid Ada(エイダ)」 のデモを見ることができました。
Chat GPTのように、テキストでAdaに指示を行って制作を効率的に行えるというもので、IBCでの発表以降、現在も開発が進められているとのこと。ビデオ内の会話を文字起こしして要約してくれたり、必要なシーンを探し出してサブクリップを作ることも可能。「役に立ちそうなシーンだけを探してサブクリップにして」という曖昧なコマンドでも大丈夫なのだとか。今後は話者を特定した文字起こしや、外国語の翻訳にも対応していく予定との事で、ビデオ編集の世界にもAIが台頭し始めています。
Avid Adaは今後 Pro Toolsにも実装されて行く予定との事で、いよいよAIによる音楽制作が本格始動して行くのではないでしょうか。AIに「サンプルレートを変更してパート毎のステム書き出しをよろしく」と頼んで、クリエイターはコーヒーを飲める時代がすぐそこまで来ています。
記事内に掲載されている価格は 2023年11月16日 時点での価格となります。
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