The MIDI Associationブースではシンセサイザー史の超重要人物、錚々たる顔ぶれが出迎えてくれ、ビンテージシンセマニア垂涎のアナログシンセをはじめ、幻のモデル Buchla Thunder が展示されていました!
Roland TR-909 と、その横にあるのは Rossum Electro-Music による SP-1200 復刻版です。SP-12™ファミリーの最新作であるRossum SP-1200®は、サンプリングパーカッションシステムの象徴であるクラシックなSP-1200の本格的なリイシュー。2020年の35周年記念SP-1200リノベーションのエンジニアリングに基づき、SP-1200のオリジナル生産時には使用できなかった現代技術を用いた多くのビンテージユニットの研究と分析を行い、オリジナルのアナログとデジタル・エレクトロニクスを可能な限り再現しています。
メーカーサイト:https://shop.rossum-electro.com/products/sp-1200
約100台しか生産されなかった幻のモデル、Buchla Thunderを発見!
1989年にDon Buchlaによって開発されたThunderは、配列されたタッチセンサーキーを持つ楽器コントローラーで、音源は内蔵されていません。1~9番キーは圧力に、10~25番キーは圧力と位置の両方に反応するフェザーグラフィックを備えています。Thunderのソフトウェア(「STORM」)は、任意の鍵盤のタッチ、圧力、位置を、任意のMIDIチャンネル上のMIDIコントローラー番号やノート番号に割り当てることができます。
Buchla Lightning(1996年製) も展示!
画像右側に見えるBuchla Lightningは、Don Buchlaが1996年にリリースした、MIDIコントローラの第2弾です。2本のライトセーバーのような棒を両手に持ち、赤外線を検出してMIDIメッセージに変換します。こういったツールは現在でも需要がありそうなので、ぜひ復刻して欲しいですね!
記事内に掲載されている価格は 2023年4月15日 時点での価格となります。
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