国内外のあらゆるイベントをいち早くレポート! またブランドや製品誕生の秘話に迫るDEEPなインタビューを掲載!
現地日時 4/1〜4まで、フランクフルトで開催中のmusikmesse。現地よりロックオンスタッフが、ショートレポートをお届けします。SSLのラインミキサーや、Euphonix MC ArtistシリーズやSONAR V-STUDIOの新ラインナップなど、注目新製品が発表されています!
Duality、AWS、Matrix、XRackなどの製品を通じて、DAW側へのアプローチを行ってきたスタジオコンソールの雄、SSLですが、ラインミキサー X-Deskが発表されました。8本のフェーダーを搭載したルックスかわ分かる通り、ミニSSLコンソールとして捉えてもらえばよさそうです。もちろん、ヘッドアンプ部分は同社Super Analogue回路を搭載。各チャンネルにはインサート回路、ダイレクトアウト、AUX、ステレオCUEを搭載。マスターセクションには、インサート回路の付いたステレオバス、外部入力、ミニプラグ入力、トークバックマイク、モニターは2系統、FXリターンはステレオ2系統を搭載。
総入力数は20。身近になったSSLサウンドを、さらに統合システムとしてダウンサイズして、プロジェクトスタジオに取り入れることができるラインミキサーです。予想市場価格は30万前後を予定。発売は2009年6月予定です。初回スタートダッシュ プレオーダーキャンペーン特価としてまもなく予約開始します。
Hybrid Core Processing engineにより新しくなったDuende V3がリリース。Duende V3はユーザーなら無償ダウンロードできますが、Duende Mini 64チャンネル、Duende PCIe 128チャンネルのパワーアップは有償です。
Duende V3により使用きるリバーブプラグインX-VERBが新登場。SSL独自のReverb Algorithm Engineによるハードウェアユニットタイプのリバーブプラグインです。5月からSSLのサイトでのみ£220 + Taxで販売予定です。
DAコンバータのクオリティに重点を置いた、デスクトップサイズのモニターコントローラー BMC-2が新登場。原音により忠実なモニター再生を望む方なら注目の新製品です。入力は、TOS、ADAT、S/PDIF、AES3、AES3-idフォーマットにも対応。出力はアナログスピーカー用にXLR、デジタル用にAES 3-id対応のS/PDIF。CDクオリティに満たない256kbps以下のビットレートモニター時に対応したiCheck機能を搭載。
MC Artistシリーズに新製品MC TRANSPORT が登場。オプチカルのジョグウィール、シャトルリングはタイムラインの編集や縦横方向の移動、ズーミングを効率的にし、プログラム可能な7つの数字キーはロケート、パラメーターの入力に有効。アプリケーションのファンクションキーとしてアサインできる6つのソフトキーも搭載しています。
発売されたばかりのSONAR V-STUDIO 700の下位バージョンとしてV-STUDIO 100が発表されました。各となるVS-100は、USB2.0接続のオーディオI/O、デジタルミキサー、1基の100mmのフェーダー搭載のコントローラーに加え、WAVレコーダー機能を搭載。外のスタジオに持ち出してレコーディングした素材を、ホームスタジオのDAW環境に取り込むということが出来ます。Mac/PCに対応し、SONAR、Live、Cubaseといった主要DAWに対応しています。
http://www.sonarvstudio.com/100/index.php
米国サンタ・クララのLauten Audio。マイクの本場ドイツでも、Benchmark、Nagraなど高品位な製品をあつかうディストリビューター、Analog Audio GmbHのブースで展示され、注目を集めていました。
Lauten Audioのマイクは、同じカリフォルニア州のプロ・オーディオ・ディーラーCutting Edgeで数ヶ月に渡ってトップ・ページで大きく扱われるなど、最近めきめきと評判が高まっています。先日のグラミー賞でも、ノミネート作品の多くでLauten Audioのマイクが使われていたということです。
Lauten Audio
http://www.lautenaudio.com/
Cutting Edge
http://www.cuttingedge-sf.com/pro-audio-video-products/
http://www.lautenaudio.com/horizon-tube-microphone.htm
http://www.lautenaudio.com/fc357-clarion-microphone.htm
http://www.lautenaudio.com/st221-torch-microphone.htm
18入出力のUSB2.0接続のオーディオインターフェース。現在のUSBオーディオインターフェースの仕様的制限事項となっている問題を回避するため、それぞれ違った転送方法を採用する2つのファームウェアを搭載。超低レーテンシーを誇ります。
http://www.rme-audio.de/en_products_fireface_uc.php
32/16チェンネルのハイエンドADコンバーター。最新のチップと、RMEのSteadyClock搭載したM-32 AD/M-16 AD。
http://www.rme-audio.de/en_products_m32ad.php
下は同じく32/16チェンネルの、こちらはハイエンドDAコンバーターのM-32 DA/M-16 DA。
http://www.rme-audio.de/en_products_m32da.php
SD/SDHCだけでなく、CD-R/RWへの録音/再生が可能なデジタルレコーダー。5W×2のステレオアンプ、ステレオスピーカーを搭載。「録音/再生機が一体となったラジカセに似た使い勝手の良さを、現代の仕様で実現」したモデルだとしている。内蔵マイクは4本搭載されており、周囲360°をカバーする。SD/SDHC⇔CD-R/RWのデータコピーも可能だ。電源はACアダプタまたは単三電池×8。
無指向性/単一指向性のコンデンサマイクをそれぞれステレオで内蔵、ファントム電源に対応したXLRマイク入力端子を2本装備するコンパクトレコーダー。機能面では、録音開始の2秒前から遡って録音できる「プリレック機能」、サイズごとに録音ファイルを分割する「自動トラックインクリメント機能」、音声を感知すると録音がスタートする「自動録音機能」などを装備する。電源は、充電式のリチウムイオンバッテリーと単三電池×2のデュアルバッテリーシステムを採用。動作中に、片方のバッテリーを交換することも可能で、より長時間のレコーディングをサポートする。
16チャンネルミキサー M-164シリーズを発表。コンパクトで軽量、豊富な入出力コネクターを装備し、バンケットルームや店舗、会議ホールなど様々なPAシステムに対応します。また、ホームスタジオのメインミキサーや、ライブステージでのサブミキサー、キーボードミキサーとしても最適です。ベーシックモデルのM-164に加え、オンボードデジタルエフェクター搭載のM-164FX、さらに加えてUSBインターフェイスを搭載するM-164UFも登場します。
Reactable Systems
Bjorkがライブで使ったことで、有名になりました。デモンストレーションの映像を3つご用意しましたのでご覧下さい。
musikmesse2009 フランクフルト 現地ショートレポート その2はこちら!>>
記事内に掲載されている価格は 2009年4月2日 時点での価格となります。
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