本サイトでの Cookie の使用について

閉じるボタン
head-love Created with Sketch. CREATOR
REPORT

国内外のあらゆるイベントをいち早くレポート! またブランドや製品誕生の秘話に迫るDEEPなインタビューを掲載!

19
Apr.2016
REPORT

Avid S6 : NAB2016_


20160418_roc3_nabshow_top2

nab_index_02nab_index_04nab_index_06
nab_index_08nab_index_10nab_index_12

nab show 2016 RockoN ショーレポート Avid S6

今年のAvid S6コーナーでは昨年華々しくデビューしたSurround Pannerを使用したDolby Atmosのデモンストレーションが行われていました。

nab show 2016 RockoN ショーレポート Avid S6
今年もDolby Atmosに対応したコンテンツ。今年2月に国内発売されたJBL LSR708iで揃えられたスピーカーツリーもDolby Atmos 9.1に対応したセッティングとなっていました。

nab show 2016 RockoN ショーレポート Avid S6

MADI HD が接続された2システムと、DAD AX32をオーディオインターフェイスとしたシステムがSatellite LinkかつEuConでS6へ接続。音声系統もMADIそれぞれがDAD AX32へと接続されステムレコーダーのように接続されています。昨年発表されたDAD Pro | Monモニター・コントロールに対応したことで、物理的な接点が減らせますので、よりシステムが簡潔にロスの少ないピュアなサウンドがモニター可能になります。

nab show 2016 RockoN ショーレポート Avid S6

DAD AX32からDolby RMUへと接続されています。S6 Surround Pannerの特徴的な機能であるPlug-Insコントロールを応用してDolby Surround Panner Plug-Ins をコントロールしているので、あたかもPro ToolsがDolby Atmosにネイティブ対応したかのように操作できます。もちろん、Plug-Insコントロールなので、他のプラグインをコントロールすることも可能です。EQにアサインしてFilterのようにコントロールしてもいいですし、Waves 360 ImagerやAnyMixのように、プラグインのPannerをコントロールしてもいいでしょう。
今回のようなディスプレイ配置にすることで、Pro Toolsでも簡単にDolby Atmosの編集効率は上がると思います。実際、Dolby Surround Panner Plug-InsのためにS6 Surround Pannerからプラグインをコントロール可能にしたのではないか?と思うくらい、操作性があがることでしょう。

nab show 2016 RockoN ショーレポート Avid S6こちらは、S6に実装されたSurround PannerとRMUのコントロール画面。この配置は絶妙です。

AX32やDA32など、Pro Tools HDでDanteを変換なしで直接コントロールができるのは、今の所DADのみと言えます。Dante Spoken Hereのサインも頷けます。

nab show 2016 RockoN ショーレポート Avid S6

IOがマウントされているラックとは別のラックですが、Kyla Renのフィギュアが可愛いこちらのラックにはMacProがマウントされていました。クオリティの高さと抜群の安定感で定評を得ているihseのKVMシステムの他に、JBLとの組み合わせで最高の性能を発揮するDCiシリーズの8chモデルが2台使用されていました。この組み合わせは切っても切り離せないですね。

Writer. Akao

Avid >>


nab_index_02nab_index_04nab_index_06
nab_index_08nab_index_10nab_index_12

20160418_roc3_nabshow_top2


20160418_roc3_musikmesse_bnr

この記事、あなたの評価は?

    記事内に掲載されている価格は 2016年4月19日 時点での価格となります。

    最新記事ピックアップ

    Inter BEE 2023 : ZOOM
    レコーダーやエフェクターなどを中心に革新的で意欲的な製品を数多く生み出してきたZOOMは、今回も興味深い新製品を多数展示していました! 構想・開発に2年半をかけたという「S6 SessionTrak」は、遠隔地のミュージ [……
    Inter BEE 2023 : Synthax Japan
    Synthax Japanのブースでは、RMEの新製品を中心に展示。 RMEのフラッグシップ・オーディオインターフェイスFireface UFX IIIが展示されてました。94入力/94出力192kHz対応しているハイエ [……
    Inter BEE 2023 : ゼンハイザージャパン
    DEAR REALITY ドイツ本国からDIRECOTR MARKETING & BUSINESS DEVELOPMENTのKAI DETLEFSEN氏とTECHNICAL APPLICATION ENGINEERのJanis Käune氏…
    Inter BEE 2023 : TAOC
    Rock oNでもスピーカースタンドを多数取り扱っているTAOCブースでは、自動車用鋳造部品メーカーとして蓄積してきた技術や経験を活かしたオーディオ向け製品を多数展示していました。 MSTP-Dは、TAOC史上初のニアフ [……
    Inter BEE 2023 : ROCK ON PRO
    MTRX Thunderbolt 3 ModuleをPro Tools | MTRX II に実装した展示展開。AvidのフラッグシップI/OをCore Audioで接続するネイティブ環境で使用することができ、大きな可能性を拡げます。
    Inter BEE 2023 : Media Integration
    メディアインテグレーションブースでは、「次世代テクノロジーの響宴」として、ミュージック/ポスト双方の未来を担う次世代テクノロジーが集結されていました。
    Inter BEE 2023 : Audio-Technica
    来場者にコーヒーを無料プレゼントするなど大盤振る舞いのAudio-Technicaブース! こちらではコンパクトで高性能なラベリアマイクATW-898が展示されていました。 ATW-898はワイヤレスシステム用の単一指向 [……
    Inter BEE 2023 : GENELEC
    GENELECブースでは9月にアムステルダムで発表したSAMリファレンス・コントローラー「9320A」が展示されていました。 9320Aは、GenelecのUNIOサービス・プラットフォームにアクセスすることで、スマート [……
    Inter BEE 2023 : Solid State Logic
    Solid State Logicのブースでは、先月AESで発表されたばかりのPURE DRIVE QUADとPURE DRIVE OCTO2機種を展示! ORIGINに搭載されたSSL伝統のクリーンなSuperAnal [……
    SUPERBOOTH23 : KORG
    エレクトロ・アコースティック楽器、Acoustic Synthesis_phase5のデモンストレーションがおこなわれていました。
    SUPERBOOTH23 : U・D・O
    フラッグシップ・シンセサイザー「Super Gemini」を発表。代表であるシンセ・デザイナーのGeorge Hearnさんに解説とデモムービーをお願いできました!
    SUPERBOOTH23 : Lambda Synthetics
    新興メーカーLambda SyntheticsがSUPERBOOTHに初出展。最初の製品となるPolyPulseのプロトタイプを展示していました。 この見た目からは何だかわからず、非常にワクワクさせてくれるPolyPul [……
    Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company