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国内外のあらゆるイベントをいち早くレポート! またブランドや製品誕生の秘話に迫るDEEPなインタビューを掲載!

03
Mar.2016
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出展予定企業は注目!開催前日の会場設営から広州の街中の模様をレポート! by 奥平

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このレポート記事は特派員レポーター奥平 氏による前日の会場設営風景と広州の街の様子です。人口13億人、巨大なショービジネスチャンスが秘められた中国に進出を目論む、来年以降出展予定の企業ご担当者さんはぜひご注目ください。

日本企業もチャレンジしてほしい、Prolight + Sound 広州

さて奥平氏のレポートの前に私IH富田がこの場をお借りします。私はこの度初めて中国の地に足を踏み入れましたが、日本国内で噂されているほど大気汚染で苦しむことはなく(空は煙で曇っていましたがここはスギ花粉症が起こらないため快適)、一般市民からビジネスパートナーまで私の触れ合ったほぼ全ての中国人は親日家でした。実際に広州の人と街を体験してみて、日本のメディア情報を鵜呑みにするのは怖いな、と感じたほどです(あくまで個人の意見です)。広州の街並みはさすがに東京ほど洗練されてはいませんが、広々として美しく市民はマナーも非常に良いと感心しました(歩きタバコはありますがポイ捨てゴミはほぼ無し)。

2月末にG20経済会議が上海で開かれるほど中国経済の行方が不安視される情報もありましたが、景気回復のために全力投球するという力強い意味合いの声明もまとめられました(受け取り方は様々あると思います)。そしてショービジネスやそれを支える機材のニーズがここにまだ眠っていることは強く感じました。国民性の違いによるビジネスの難しさなどは当然ありますが、日本企業もぜひ高い技術と丁寧な仕事を売り込んでみてはいかがでしょうか。(本稿はIH富田の視点による個人的な感想です。奥平 氏やRock oN Companyの意見ではありません。)

奥平 氏によるレポート

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どもども奥平です。1月のNAMM 2016の次はここ中国の南部 広州で開催されるProlight + Sound 広州。さらに4月にはドイツフランクフルトでのProlight + Soundが開催され、いまは展示会シーズンというか、私は展示会ツアーが始まっています。

Prolightですが、照明関係の有名な国際見本市ですとヨーロッパでは先述のProlight + Sound Frankfurt、アメリカのLDI、そしてアジアではこのProlight + Sound 広州が主な見本市となります。

中国ではこの広州以外にも10月に開催されるProlight + Sound 上海と9月に北京で開催されるPALM EXPOがあります。日本人にとくにお勧めはやはりこの広州でしょうか。気候も良くて、安くて、安全。しかも、ご飯は美味しい。(”ご飯がおいしい”は、とても重要なポイントでもあります。)

さてここからはちょっと趣向を変えて、Prolight + Sound開催前日の会場周辺の模様をお見せしましょう。開催前からここはProlight&Sound一色の雰囲気です。

会場はアジア最大級の展示会場であり、広州空港からタクシーで40分ほどの場所に位置しています。

会場の入口には早速巨大な看板が。そしてその横には、3月に開催される、Music Chinaの看板も。この会場、毎週何かの展示が行われています。

ちなみに今週はiSLEというLED製品の展示会、そしてこのProlight + Sound 広州、そして3/1からはGET Showというエンターテイメント系の展示会。そして3/2からここのMusic Chinaが開催されます。

今回はProlight + Sound広州以外の展示会もレポートしようかと目論んでおります。

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では少しだけ、開幕前の会場の中の様子をレポートしちゃいます。

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会場の搬入口の様子。実はトラックは全てブースの近くまで入ることができるので、建物横には殆どトラックがいません。

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会場内に入ると、各社ブースの準備に大忙しです。

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見慣れた看板も見えてきましたが、商品の陳列は未だの様です。

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もちろん、日本ブランドも出展。

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毎年規模が拡大しているこのProlight + Sound。アジア圏の展示会では最大級であり、アジア以外のヨーロッパやアメリカからの訪問者も多く、世界中の企業がその宣伝効果を見て出展しています。

また広州の位置する中国の南のエリアは「世界の工場」と言われるほど色々な生産工場があり、展示会終了後には工場見学や買い付けなども容易に行うことができます。

展示会場まめ知識

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ここ広州の展示会場は、至る所に充電器やコンセントがあります。

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こなんな感じでUSBポートも充実

会場内フードコートも充実

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会場内には、銀行やコンビニほか、マクドナルドなどのファーストフードが沢山あります。

中国語や英語が苦手でも、ご飯のオーダーは簡単。”A”とか”B”とかいえば、OKです。値段も7-800円くらいなのでこちらでは少し高めですが、日本のランチの定食くらいの価格でしょうか。

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さて、展示会を離れて広州市内をすこし紹介します。広州はとにかく食べ物が豊富にあります。お勧めは「北京路」懐かしい中国の街並に食べ物屋が沢山あり、広州市民なら必ずでかける人気のスポットです。

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地下鉄を上がるとどこか懐かしい風景が広がります。

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完全に気分は観光…「安心してください 仕事してますよ」と一応言っておきます。

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一歩路地に入るとそこはフードフェスのような賑わい。

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まだ中国の旧正月の期間でもあるので至る所に出店がありりました。

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中国では桃の木は愛と幸福を意味するらしく、この季節には多く見かけます。

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さてさてここまで、開催前日の会場と広州の街の模様をお届けしました。引き続きProlight&Sound 広州レポートをお楽しみください。

Writer . Okudaira

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IH富田との会食にて。

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    記事内に掲載されている価格は 2016年3月3日 時点での価格となります。

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