皆さんSPITFIRE AUDIOはご存知ですか? おそらくユーザーの方も多いと思いますが、改めてご紹介しておきます。ブランドの名のキャッチフレーズに「Superior Sampling Since 2007」を掲げている通り、SPITFIRE AUDIOはイギリスのサンプルライブラリ音源のデベロッパーです。Native Instruments KONTAKT対応のライブラリを制作しています。
オーケストラ系から奇抜なサウンドエフェクト、環境音など幅広くリリースしていますが、そのどれもが「映画」というキーワードで繋がっていて、驚くべき迫力のあるサウンドです。それもそのはず、クオリティには徹底的にこだわっており、例えばイギリスの超名門スタジオAIR STUDIOで一流のミュージシャンによる演奏を収録した「Solo Strings」は、録音機材もハイエンドなAD/DAコンバーターとヴィンテージ・リボンマイク、そしてメンテナンスの行き届いた2インチ・テープを使って非常に丁寧に作られています。
またHANS ZIMMERを大々的にフィーチャーした、コンポーザー垂涎のコレクションも発表。HANS ZIMMERと彼が誇るグラミー常連のミュージシャン、エンジニアによって完全プロデュースされた圧倒的なサウンドは、もろに映画やそのティザーを劇場で見ているまんまのサウンドです。
今回Musikmesse2016ではApple Logic Pro Xをシーケンサーに使い、リアルタイムでゼロから映画のティザー風のサウンドトラックを作成するという挑戦的なデモンストレーションを行っていました。全体で15分くらいでしたが、完全にアクション大作風のサウンドが仕上がってしまい、驚きました。ダイジェスト版でどうぞ!!
Writer : Shibuya
記事内に掲載されている価格は 2016年4月10日 時点での価格となります。
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