フィンランドブランドのamphion。その端正で美しさを感じるルックス同様、サウンドも意図的な色付けを感じない、ナチュラルさ。まさに「beutifully honest」。スタジオモニターの基本である「ありのままに鳴らす」ことに加え、どこかに「美」を感じるサウンドでした。
パワードが主流になっているスタジオモニターにおいて、同社ONE12、15、18、Two15、18のラインナップはパッシブ。同社からパワーアアンプAmp100、Amp500といった製品も発売されていますので、相性に迷わず、スピーカーの性能を引き出すことについては何の問題もなさそうですが、パッシブを見直す流れみたいなのがこの製品をきっかけにして起こっても良さそうですね。「Next 10M」みたいなレビューも一部でされてるようです。
ONE18はTEC AWARDも受賞。ツイーターはチタン、ウーファーはアルミ。また背面には4mm socketsの入力と、passive radiatorを配置。フロントのウーファーと同サイズで、モーター接続なしのただのコーン紙ですが、amphionサウンドの秘密がここにあるのでしょうか?
ONE18の価格は$1500とのこと。
Writer : Tsuneyoshi
記事内に掲載されている価格は 2016年4月9日 時点での価格となります。
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