NAB 2018で発表されたResolve 15は、これまで別売ということで独立していたFusionアプリケーションが完全統合。それにより編集からグレーディング、VFX、そしてFairlightによるオーディオまでを手がけるフィニッシングソフトとして完全なるワンストップ・ワークフローを実現。4月10日の本日よりベータ版がリリース開始。無償でDLできます!
本日リリースされたパブリックベータ版DaVinci Resolveは、FairlightとFusionが搭載され、ビデオ編集とオーディオ編集が統合された世界初のアプリケーションになります。VFXアーティストがエフェクトアニメーションを作成するために必要がツールが用意され、切り替えボタンをクリックするだけで、専用のページに即座に移動できます。
Editページのタイムラインのクリップの再生ヘッドを置いてFusionページに切り替えると、クリップはアウトプットノードに接続されたソースノードとして表示されます。
このクリップにエフェクトを追加したい場合には、エフェクトを別ウィンドウからドラッグして、ノードの間に割り込みます。このノードのGUIはDaVinci機能(カラーグレーディング)と同じ見た目になるように調整され、一体感を強めています。
キーイングやパーティクル、3D空間での合成、3Dタイトルのアニメーションなどもサポートしています。
それ以外にも200以上の新機能が追加されるということですが、DaVinci Resolveのカラー機能の強化として注目なのは、LUTのブラウザから直接プレビュー出来るという機能。表示しているサムネールでも簡単に視認できますが、LUTをクリックするだけで、ビューアで即座にプレビューされます。LUTの選択がとても行いやすくなる注目の機能です。
Writer. Yosuke
Blackmagic Design DaVinci Resolve
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/
記事内に掲載されている価格は 2018年4月10日 時点での価格となります。
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