ATEM 4 M/E Constellation 4K
ATEM ConstellationシリーズのフラグシップモデルにあたるATEM 4 M/E Constellation HDの12G仕様版、「ATEM 4 M/E Constellation 4K」が展示されてました。
40個の12G-SDI入力、24個の12G-SDI Aux出力、16個のATEM Advanced Keyer、4つのマルチビュー、合計12個のDVE用の2つのSuperSourceに対応する、ATEMシリーズの中で最も大型のスイッチャーとなります。
背面を見てみても所狭しとSDI IN / OUT端子が搭載されています。昨日ご紹介したATEM Television Studio 4K8は据え置きモデルとして利用するユーザーが多いかと思いますが、ATEM 4 M/E Constellation 4Kはラックマウントも出来ますので移動が多い方にはピッタリなのではないでしょうか。
DaVinci Resolve 18.5
毎年、NABのタイミングでアップデートされるDaVinci Resolveですが、今年もメジャーアップデートがありVer.18.5がリリースされました。4つのAIツール、150種類を超える機能のアップデートなど豊富なアップデートが実装されましたが、今回の目玉は音声を自動でテキスト化、テロップとして利用することができる自動字幕機能が搭載。
また新たなAIツール、DaVinci Neural Engine AIはオーディオクリップを分析し自動で分類してくれます。音楽、声、鳥の声などサブカテゴリーに振り分けてくれるようです。。
Fairlightとしては、Dolby Atmosのサポートが強化。Dolby Atmosミックスからのバイノーラル出力のレンダリングがサポート、モニタリングも1.6と5.1.4フォーマットが追加されました。
他にも96kHzファイルのサポート、5.1ベースのリアルタイムラウドネスメーターなど、Fairlightは音楽制作を手がける方にはより実践的なアップデート目立ってますね。
とてもこの場では書ききれないので、別途特集します!
Blackmagic URSA Mini Pro OLPF
Rock oNでも展示しているBlackmagic URSA Mini Proの新モデル「Blackmagic URSA Mini Pro OLPF」が展示されております。12288×6480の12K Super 35センサー、14ストップのダイナミックレンジはそのままに、光学ローパスフィルターを搭載することによりより高精細菜な映像を収録することが可能です。
見た目はURSA Mini Pro 12Kそのままですが、サンプルの高精細具合は編集してみてわかるものだと思います。日本でも発売されたら改めてレポートいたします!
Cintel Scanner G3 HDR+
Cintel Scanner G3 HDR+もアップデートしており、会場でも存在感を醸し出しておりました。
今回のアップデートによりUltra HDのリアルタイムHDRスキャンに対応し、より高品質なサンプルを得ることができるようになりました。
会場では実際にテープからスキャンする様子も確認できました。
Blackmagic Cameras 8.1
BMPCCシリーズのファームウェアが更新され、TiKToKなど縦画面の映像収録にポケシネシリーズが対応しました。以前は収録した内容を9:16に変換・クロップする必要がありましたが、デフォルトで縦画面の収録が可能になります。
Youtubeのショート動画やInstagramなど、今後はより縦画面の需要が増えるんでしょうね。
Blackmagic Design
https://www.blackmagicdesign.com/jp
記事内に掲載されている価格は 2023年4月18日 時点での価格となります。
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