NAMMに引き続き、NABでもNeumannはブースを展開。
注目度が高いのはやはり発表されたばかりのオーディオインターフェイスMT48。すでに報じられているとおり、2022年からNeumannと同じくSennheiser傘下になったMERGING Technologiesの技術を引き継ぐ形として登場したと製品として、その音質や機能に注目が集まっています。
タッチスクリーンも装備した操作性の良さとハイクオリティーのAD/DAコンバーターを機能の主軸としてますが、トークバックを備えた4つの独立したミキサー内蔵や、EQ、ダイナミクス、リバーブのDSP処理が可能であったり、さらには最⼤256⼊出⼒をマネージメントするスタジオ機器やモニターコントローラーとしても活用できるといった、多彩な機能によってスタジオシステムの中核として活躍できそうな製品です。
本国サイトに背面と側面の写真がありました。タッチスクリーンについ目が行きますが、入出力が豊富なのも魅力です。
背面には2つのライン/インストゥルメント入力や4つのライン/モニター出力にUSB、ADAT、AES67の接続端子、さらに正面には2つのマイク/ラインプリアンプ入力や2つのヘッドフォン出力と、外部機器との接続性や拡張性の高さも魅力的です。
国内発売日などは未定なので、追加情報をお待ちください。
こちら 見た目は何も変わっていないKH-120とKH-150なのですが、KH-120の方は、Mark Ⅱに進化!!KH-80 DSPと同様の機能を獲得しています。同社のMA-1による自動測定、補正への対応が一番の目玉になるかと思いますが、それ以外にもAES-67/Ravennaへの対応でAoIPでの直接入力が可能になったりとかなりの技術更新が行われています。隣のKH-150も近日DSPバージョンとなるMark Ⅱへとブラッシュアップが予定されているとのことです。こちら楽しみですね。
こちらのKHシリーズと一緒に展示されていたのが、MT-48の兄弟機、MergingのAnubis。PlramixなどをリリースするMerging社は、昨年SENNHEISERグループに参加しています、実は、MT-48はその流れから生まれたⅠ号機。その原型となった機種がこちらのAnubisです。MT-48で搭載されたUSB Interface部分がなく、AES-67/Ravenna専用機となる製品ですが、KHシリーズのモニターコントローラーとして考えれば十分とも言えます。今後のどのようなシナジーで製品がリリースされるのか楽しみですね。
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NAMM 2023 Day 3 : Neumann
Neumann
https://www.neumann.com/ja-jp/
記事内に掲載されている価格は 2023年4月17日 時点での価格となります。
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