APOGEEがNAMM2020に合わせて新製品をアナウンスしました。
同社オーディオI/Oのフラグシップ機 Symphony I/O Mk IIのデスクトップ版として登場したSymphony Desktopの入出力は10×14。Symphony I/O Mk II同等の2系統のアナログ入力(XLR/フォーン両対応のコンボ端子)は最大75dBゲイン/ステップ・ゲイン/可変インピーダンス。また、Hi-Z入力(フォーン)、2系統のアナログ出力(フォーン)、2系統のヘッドフォン出力(ミニとフォーン)、オプティカル・デジタル入出力(ADATおよびS/PDIFに対応)、2基のUSB端子(Type-Cおよびホスト用のType-A)を搭載します。
そして、タッチスクリーンによる操作パネルとコントロールノブを前面に搭載し、高い操作性を可能にしています。
新たに登場し、本機で利用できるのがAlloy Mic Preamp emulation。本機の高品位なアナログ入力回路と内臓DSPによるプロセッシングで「British Solid State」と「50s American Tube」サウンドをエミュレートしたビンテージマイクプリのサウンドを再現。British Solid State(画像左)はNEVE 1066。50s American Tube(画像右)はAmpex 601でしょうか? 601は私、以前 ebayで入手したんですが、渋いのを選んできましたね。。。
付属するプラグインとして、
・ボブ・クリアマウンテン監修のチャンネル・ストリップSymphony ECS Channel Strip(下画像)が付属。これは、DSP処理とネイティブ処理の両方に対応。また、
・Symphony Reverbプラグインはネイティブ処理。
価格は通常盤が$1,299。また、499ドル相当のPultec EQP-1A, Pultec MEQ-5, ModEQ 6, ModComp, Opto-3Aといったプラグインが含まれるApogee FX Pluginsが付属する「Symphony Desktop FX Completeは$1,399の予定です。2020年Q1期に発売予定。サイズや価格から、Universal Audio APOLLO TWIN MKIIあたりのライバルが登場したという感じでしょうか? 期待の製品ですね!
Writer : Tsune
メーカー製品ページ
https://apogeedigital.com/products/symphony-desktop
記事内に掲載されている価格は 2020年1月16日 時点での価格となります。
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