RME AUDIOから4つの新製品がアナウンスされました。
ADI-2 Pro FS R Black Edition
(冒頭上の写真)
PCM/DSD 768kHz AD/DAコンバーター 「ADI-2 Pro FS」のブラックバージョン。リスニングマーケットで好評を得ている既発製品ADI-2 Pro FSと同様に、RME マルチ・リモート・コントローラー(多機能リモコン)を搭載。また、コンバーターにAK4493が採用され、S/N 比が117 dB から120 db (123dBA)に向上。歪みはフル・デジタル・レベルで-120 dB に改善されています。アナログXLR 出力、RCAには2.5 dB のヘッドルームが追加され、歪みのないサンプル間ピーク制限が十分な+4 dBFS になります。
現時点で価格未定未とのことですが、、RME マルチ・リモート・コントローラーが付属されている分、ADI-2 Pro FSよりも高価になる予定とのことです。
メーカー製品ページ
https://www.rme-audio.de/adi-2-pro-fs-be.html
ADI-2 DAC FS
既発製品のADI-2 DACのアップグレード製品。ADI-2 DACとの違いは付属のリモコンが多機能リモコン(RME マルチ・リモート・コントローラー)に変更。また、コンバーターにAK4493が採用され、S/N比が117 dB から120 db (123dBA)に向上。歪みはフル・デジタル・レベルで-120 dB に到達し、すでに世界で類を見なかった低ノイズのIEM 出力は-118 dBu からさらに-120 dBu に改善されています。アナログXLR 出力、RCA、およびIEM には2.5 dB のヘッドルームが追加され、これにより歪みのないサンプル間のピーク制限が+4 dBFS に上昇します。
2月発売予定
メーカー製品ページ
https://www.rme-audio.de/adi-2-dac.html
12Mic
(写真 ラック上から12Mic、AVB Tool、M-1610 Pro)
AVBにも対応したRME初のネットワーク・オーディオ向けデジタル・マイク・プリアンプ。
AVB、MADIに対応したリモートコントロール可能な12チャンネルマイクプリは、最新チップセット採用でRME業務用マイクプリとして最高峰モデルに。入力は75 dBのゲインレンジを持ち、+18 dBuまでのシグナル入力可能。SN比は全チャンネル121.2 dB(A)を誇る。パネル前面に配置された12個のXLR端子では、マイク/ライン信号を受け、左から4つの端子はTRSにも対応し、Hi-Zへの切り替えもOK。
発売は2020年秋頃を予定。
メーカー製品ページ
https://www.rme-audio.de/id-12mic.html
AVB Tool
ハーフラックサイズのMADI-AVBインターフェース。MADIとAVBを、4 系統の高精度マイク・プリアンプ、楽器及びライン・レベル入力、ヘッドフォン及びライン・レベル出力と組み合わせた多目的ツールです。ハーフラック・サイズの筐体には、さらに128 チャンネルのMADI I/O が収められています。
アナログ入力は12Micの最初の4 チャンネルと同じ入力ステージを搭載。FirefaceUFX II 及びUFX+ のコンポーネントを新しいAD コンバーターに統合し、切り替え可能なハイインピーダンス、TRS のバランス・ライン・レベルの入力に対応。さらにリアパネルにはモニタリング用に背面のバランス・ラインレベル出力が2 系統搭載されます。
発売は2020年秋頃を予定。
メーカー製品ページ
https://www.rme-audio.de/avb-tool.html
M-1610 Pro
ADAT, AVB, MADI搭載の16チャンネルA/D、10チャンネルD/Aコンバーター
主に設備使用向けに設計されたM-32 Proシリーズに比べ、M-1610 Pro は、スタジオ、ライブ、放送でのシームレスな操作を考慮し、様々なユーザーフレンドリーな機能を追加。入力及び出力TRS 端子は、D-Sub 入力(入力11-16)およびD-Sub 出力(出力1-2)の代替で接続できます。またリダンダント仕様のAVB ネットワーク・ポート、モニタリング及びトラブル・シューティング用のヘッドフォン出力、ソースの選択、ボリューム操作用のクイック・アクセス・ボタンが搭載されます。M-1610 ProはM-32 Pro AD 及びDA コンバーターの卓越した性能を単一のデバイスに、且つ他に類の見ない価格で実現した製品となります。
メーカー製品ページ
https://www.rme-audio.de/m-1610-pro.html
発売は2020年秋頃を予定。
Writer:Tsune
RME Audio メーカーページはこちら
https://www.rme-audio.de
記事内に掲載されている価格は 2020年1月17日 時点での価格となります。
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