FRAP TOOLSは新製品「BRENSO」を展示!
斬新なアイディアと高品質、そして個性的なルックスで人気を集めるスペイン発のハイエンドモジュラーブランドFRAP TOOLSは早速新製品のコンプレックスオシレーター「BRENSO」を展示していました。二つのThru-Zeroトライアングル・コア・オシレーターとウェイブシェイパーを軸に、さまざな機能を搭載しています。
まずオシレーター部分は相互変調&外部ソース変調が可能で、またEXPとLINをつまみで絶妙に組み合わせることが出来るため非常に分厚くリッチな倍音を生成することが出来ます。
次にウェイブシェイパーとAMPセクションから構成されるプロセッシングセクションでは、まずPWMを含んだ二つの並列のウェイブシェイパーがあり、それらをブレンドするミキサー部分を通過してシンメトリーコントロールができるウェイブフォルダーでさらに加工します。最後にAMPセクションに入りAM/RMをかけることが出来ます。
そしてライブパフォーマンスを意識しているFRAP TOOLSらしい機能が周波数機能です。複雑な周波数変調をかけているときにピッチが変わるととんでも無いことになりますが、ロック用のボタンを押すだけで周波数ノブが無効になり操作ミスを防止してくれます!しかもコースノブだけが無効になりファインは残るのでロックしたままでの微調整も可能です。USTAと組み合わせて使うのが楽しみですね!
ついに噂のFRAP AUDIOが登場!
そして噂には聞いていましたがついにFRAP AUDIOがベールを脱ぎました!ユーロラックモジュラーで同社が培ったサウンドプロセッシング技術を生かし、VPR500フォーマットに対応したアウトボードシリーズが登場です!第一弾となるのがこちらのDYNAMICS 2806 Complete Mono Dynamics Managerです。本体上部のモノラルのコンプレッサーと下部のエキスパンダーで構成されており、パラレル処理できる仕組みになっています。
またコンプレッサーにはトランジェントノブを搭載し、例えば鋭いアタックと長くソフトなディケイをもつサウンドソースなどに対しても原音のニュアンスを損なうことなく鋭いアタックを保持することができるようになっています。エキスパンダーはハイパス/ローパスフィルターを搭載し、狙った帯域だけを処理しやすくなっています。
サイドチェーンにも対応しており(コンプレッサーかエキスパンダーどちらかを選択式)、様々インサートテクニックが使えそうです。またプロセッサー部分を完全にバイパスすることもできVCAのサウンドカラーだけを使うことも可能です。
今後のシリーズ展開が楽しみですね!
Frap Tools
http://frap.tools/
Frap Audio
https://frap.audio/
記事内に掲載されている価格は 2020年1月20日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ