Sequentialは本国サイトで新しいフラッグシップのモノ/パラフォニックシンセサイザーPro 3/Pro 3 SEを発表しました!
Sequentialの創設者Dave Smith氏は本国サイト内のページにて「Pro 3は多くの点で古典的なSequential Circuits Pro-Oneから始まったコンセプトの進化形です」と述べており、どうやらオシレーターを個別に設定することで3音ポリフォニックでの演奏ができるようです。多くのアーティストに愛用されたPro-Oneの進化形が登場ということで、これは期待が高まりますね。
他にもPro 3には、下記のような特徴があります。
・オシレータ部:3基(2つのVCOと1つのウェーブテーブル)登載
・フィルター部:3基のクラシックアナログフィルター装備(フィルター1はProphet-6フィルターに基づいた4ポールローパス・フィルター、フィルター2はトランジスタ型ラダーフィルター、フィルター3はOB-6フィルターに基づく2ポール・フィルター)
・3基のLFO、5種類のLFO波形搭載(三角波、ノコギリ波、逆相ノコギリ波、矩形波、サンプル&ホールド)
・モジュレーション・マトリクスを32スロット搭載(46のソース、171のデスティネーション)
・4つのCV In/Outを介してモジュラーシンセと接続する機能を登載
・512ユーザープラグラム/512ファクトリープログラム装備
・16トラックシーケンサー装備
・デュアル・デジタル・エフェクト装備
ウェーブテーブルが搭載されていたりフィルターも3種類あったりと単体でも十分な性能を持っていますが、モジュール式シンセとの互換性を可能にする4つのCV In/Outが搭載されていて、さらなる拡張性も兼ね備えた仕様になっています。
Pro 3 SEはコントロールパネルを傾けることが可能なウォルナット仕様のコレクターデザインバージョンになっています(サウンドエンジンはPro 3と同じ)
なお価格はPro 3 は1,599ドル、Pro 3 SEは2,099ドルです。
NAMM2020での展示が楽しみな製品ですね。現地からのレポートにご期待ください!
記事内に掲載されている価格は 2020年1月15日 時点での価格となります。
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