IBC 2023では、WAVESとしての出展はないのですが、AudinateのブースとSONYのブースで、CloudMXを展示しています。CloudMXとは、Cloud上で動作するAudio MixerでWAVES LV1と全く同等の機能を持つ製品。Cloud上で動作するVideo Switcherは数多くありますが、Audio Mixer部分が貧弱なため、こちらの製品に注目が集まっています。
まずはSONYブースに展示されているものがこちら。SONYのCloud Video SwitcherのソリューションのAudio Mixing Engineとして提案が行われています。SONYブースでの展示では、NDIの信号からのオーディオを処理。NDIのAudio De-Embeddeter、Embedderソフトウェアと組み合わせての展開となります。
やはりWAVESのプラグインの動作するCloud MXはDan DuganのAutomatic Mixerが動作したりとこのようなソリューションにとっては使い勝手が良いようです。
もう一つ、Audinateのブースでの展示は、DanteでのAudio I/Oを活用したソリューションを展開。ローカルのDante機器からの信号を、Dante Domain Manager=DDM経由でクラウドに接続してそこでAudio 処理を行うというもの。AWS上のWindowsで動作しているため、普通にDante Virtual Soundcardで信号を受け取っています。DDMを活用したワールドワイドでのオーディオ信号のやり取りは、既報のとおりですが、その途中にAudio Mixing Engineを組み込むこと乗っできるWAVES Cloud MXは、さまざまな活用が考えられることでしょう。
記事内に掲載されている価格は 2023年9月18日 時点での価格となります。
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