お膝元とも言えるIBCでのゼンハイザーブースは、ホールの入口にブースを構えていました。入ってすぐのコーナーはイマーシブの展開。5.1.4chのシステムが同じくグループのNeumannスピーカーで展開されていました。
グループの傘下に収めたMarging Anubisをコアに、Ravennaで全てのスピーカーまで接続されたAoIPでの展開。ぱっと見た目は普通かもしれませんが、未来を感じさせる内容です。
スピーカーの裏の結線はEthernetケーブルと電源という内容。AoIPでのスタジオセットアップの未来が見えてきますね。Margin Anubisは、モニターコントローラーの機能も持ちます。マルチスピーカーに対応しているため、モニターコントロールボックスとしての活用が可能。Neumann MA-1での自動補正と合わせてシンプルにイマーシブのスピーカーセッテイングを行うことができます。
Neumann MT48との組み合わせであれば、他にAudio Interfaceも必要なくなるのに。。。。と思いましたが、Neumannは独立した展示コーナーがあるため、このようなシステムアップになったものと思われます。
他にも、MKH8040の試作品が展示されていました。
ミニュチュアマイクでフィギュア8(双指向)の製品。単一指向のMKH8030と組み合わせたMSマイクとしての使用をSIneraのホルダーとともに展開していました。コンパクトなワンポイントステレオマイクとして面白いと感じました。
メーカーサイト:https://ja-jp.sennheiser.com/
記事内に掲載されている価格は 2023年9月16日 時点での価格となります。
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