9/24(土)に開催されました店頭セミナーにはたくさんのお客様にお越し頂きました!遠方からお越しいただいた方もおられました。ありがとうございます!当日参加できなかった方にショートレポートにてセミナーの雰囲気をお届け致します!次回のご参加お待ちしております!
まずono氏のデモ曲試聴からセミナーの幕開けです。楽曲は普段ono氏が楽曲提供でもしようされている実際のセッションデータから再生されております。試聴が終了してからこちらの楽曲を8小節ごとに区切り、どのようにNIプラグインが使用されているのか、デフォルトプリセットからどのようにエディットして音色を作っているのかを紐解きながら解説がありました。
プロアーティストが教える!EDM制作ならではのキーポイントを解説!
まずは、EDMを制作するにあたって抑えておきたいポイントは各パートの構成(流れ)『Intro▶Build▶Drop▶Break▶Outro』。ドロップ前の高揚感ある展開『Build』から超ド派手なサウンドとフレーズが爆発する『Drop(サビ)』、そしてその後に文字通り『Break』ポイントが続き、終奏の『Outro』といったお決まりの展開があります。セミナーではデモ曲を使用し、この流れに沿ったトラックパターンをono氏に演奏頂きました。実際にパートごとに聴いてみると非常に理解が深まります、これがEDMなんだなと。そして、実演した曲は全て『Native Instruments』の音源/機材によってメイキングされており、改めてそのポテンシャルに驚かされます。
MASCHINEを使ったサウンド/パターンメイキング
この楽曲ってどうやって作られてるの!?プロの楽曲を聴いてると、制作工程を実際に覗き見たいなんて思いますよね。そんな願いをono氏は叶えてくれました!『Drop』部分で使われた重厚なサウンドは、全てバッテリーベースでメイキングされたサウンド。パターンメイキングはシームレスな制作を可能にする『MASCHINE STUDIO』を使用し、こちらも実際に実演頂きました。如何に派手な音が作れるかどうかがEDMの肝。エフェクトの使い方からリズムのベースエディットなど基本的なことをono氏直々にご説明頂きました。
KOMPLETE KONTROL S-SERIES を使ったイージースケール演奏
スマートプレイを使ったイージースケール演奏。キーボタン1つで重厚なコード演奏が可能で、更にスケール/コード選択も自由自在。Cubaseにも近しい機能がありますが、スケールだけでなく、音源/エフェクトのインサートまでハードウェアから直々にコントロール出来ることは本当に便利。音楽に直結しないオペレーションはアーティストにとって非常に煩わしく、如何に思いついたアイディアを素早く具現化出来る点が重要だと感じます。その点、NI製ハードウェアはPCベースの制作とシンクロ率が高く、ストレス無く最新デジタル技術の恩恵を受けられるのは大きなメリットです。また、クラブミュージック界隈には鍵盤の演奏技術が乏しい方や理論を知らずにフィーリングとセンスだけでトラックメイキングをされている方が多いため、更なる楽曲のクオリティアップを目指したい方にはこういった演奏補助機能があれば助かります。セミナーでは、EDM楽曲においてono氏が使うオススメKOMPLETE音源、制作へのアプローチ方法をご教授頂きました!プロアーティスト直々の声を聴ける機会は中々ございません。詳しい内容は、セミナー参加者限定ということで….。
以上、ショートレポートでした!セミナー講師のono氏は関西出身ということで、非常に気さくで笑いありの終始和やかなムードでした。梅田店セミナーは10名前後の少人数制で実施しているため、講師との距離も近く、気軽にご質問、もしくは終了後に直接お話し出来る機会を設けております。大人数だと質問しづらい方でも梅田セミナーなら心配ございません!気になることは直接聞いてみよう!皆様の次回セミナー参加お待ちしております!
written by ベンツ松山
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記事内に掲載されている価格は 2016年9月27日 時点での価格となります。
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