Apple Logic Pro X バージョン10.1がリリースされました。今回は、フレーズの自動生成からMIDIリージョンに変換して、細かい編集まで行うことが出来る他のDAWとは一線を画す機能Drummerがより強力に進化!
当初は選択出来るジャンルがRock/Alternative/Songwriter/R&Bの4つ、ドラマーも5人の中から選択するものでしたが、テクノやハウス、ダブステップなど、当初はなかったジャンルのビートを刻む10人のDrummerが追加。併せて、グルーブを調整するための「サウンドコントロール」「演奏コントロール」が追加され、細部まで追い込むことも可能になりました。
Drum Machine Designerにもサウンドが追加されたりと、全体的にダンスミュージックに特化したアップデートが確認できますね!
また、操作面ではトラック単位でかけていたオートメーションがリージョン単位で操作可能に。微調整用に「相対」「トリム」モードが追加され、効率や精度の向上に期待ができます。
OS関連ではYosemiteのMail DropおよびAir Drop機能がサポートされ異なるマシン間でのプロジェクト共有が可能になりました。
今回のアップデートはユーザーが期待していた点がしっかりと改良されたものになっています。
その他の新機能として…
・Compressorのデザインが刷新。Classic VCAなど7 つのモデルが追加
・Retro Synthでは、読み込んだオーディオから波形テーブルが作成可能に
・スマートクオンタイズ機能では、元の演奏の音楽的表現を残しながらノートのタイミング、長さの補正が可能に
・サウンドライブライブラリの拡張。200を超える新しいシンセパッチ、メロトロン音源が追加
・フェードのリアルタイムレンダリング機能により、フェードとFlex Pitchを組み合わせ使用可能に
Logic Pro 10.0ユーザーはApp Storeで無償アップデートが可能です。
是非現在のプロジェクトが完了したらアップデートをしておきましょう!
詳しくはこちら!
記事内に掲載されている価格は 2015年1月22日 時点での価格となります。
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