ドライバー不要のNASとしてエンタープライズマーケットに登場したGBlabsのSPACEは、一気に市民権を得て、様々な分野での活用が行われています。そんな中、Cloudとの連携サービスUnifyがGBlabsから登場しています。
画面としては、どうにもお伝えできるものが撮影できなかったのですが、Unifyのサービスを使うとOnPremiseのSPACEシリーズと同列にCLOUDのドライブが扱われます。従来のクラウドサービスとの違いは何かというと、クラウド上にあるデータで実際に作業を行おうと思った際、該当のデータを探して、OnPremiseのサーバーやローカルストレージにコピーをしなければまともなパフォーマンスで動作しないです。これが、Unifyサービスでマウントしているクラウドドライブ上のデータであればそのデータを開いた瞬間からOnPremiseのSPACEに自動的にキャッシングが始まります。当初は カクつくこともありますが、キャッシングが終わってしまえば、コピーをしたのと同様にサクサク動作するという仕組み。クラウドのバックアップや、アーカイブで使うだけではなく、SPACEへ一次キャッシュをすることでOnPremiseのデータと変わらない使い勝手で利用できるようにするという画期的なアイディア。同社の提供するクラウドサービス、Amazon S3サービス(互換サービス含め)で利用が行えるということ。これを使うには、利用するクライアント数に応じてのサブスクリプションでのライセンス提供になるということです。また このサービスは、SPACEのOSの最新バージョン、Core 5で動作するということ。
もう一つが、これまでありそうでなかったSPACE NVME。8BayにNVMEが入った超高速サーバーです。これは説明の必要はないかと思いますが、NVMeを使っていますのでとにかく早い!!8Bayしかありませんが、十分すぎる速度を提供します。実際どれくらいの速度か聴くのを忘れてしまいましたが。。。3GB/s程度の速度を持つNVMeです。RAID構成にしたら どのくらいになるかは想像に難しくありません。ハードウェアRAIDでは 速度が追いつかないためにソフトウェアRAIDを使用しているとのことです。
記事内に掲載されている価格は 2023年4月19日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ