Focusriteブースには新製品Vocasterシリーズが展示。Vocasterはポッドキャストコンテンツに特化したオーディオインターフェイスで、Scarlettシリーズやclarettシリーズとは異なる仕様になっています。
まずトップパネルにはマイクレベルを自動で設定してくれるオートゲインボタン、3種類のプリセットで声の成分をカスタマイズするエンハンスボタン、音声をシャットアウトするミュートボタンが設置されおり、他のモデルよりもより直感的に利用できるようボタン配置がされています。これらの機能は2つのツマミで調整することにより、適切な音声を配信元に出力することが可能に。
バックパネルを見てみても、ライブストリームに特化した非常に潔い入出力です。面白いのはカメラのアイコンが目立つカメラ出力でVocasterの音声を撮影用カメラへ送り出すための端子が用意されています。接続は3.5mmステレオミニなので、一般的なカメラのマイク端子に出力することができますね。
Vocasterの各機能はユーティリティーソフトウェアのVocaster hubにて細かく調整することが可能です。既に音楽を作っている方は一眼で操作することが出来るのではないでしょうか。
Vocasterシリーズはマイク入力が1系統のVocaster ONE、2系統のVocaster TWOが用意されており、Vocaster TWOはHost・Guest用にヘッドホン端子が2系統用意されています。それぞれマイク・ヘッドホン・ケーブルが付属するStudio Packも用意されており、これからサウンドに特化したライブ配信をしたい方にも導入しやすい機材となってます。
日本国内でも予約を開始しておりますので、これから配信をお考えの方は是非ご検討ください。
Focusriteブース、他にはRED 8 LineやRED 16 Line、A16RなどRED NETシリーズが勢揃い。隣にはFocusriteグループの機材構成でまとめられた制作キットがまとめられております。
記事内に掲載されている価格は 2022年6月5日 時点での価格となります。
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