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レポート
13
Apr.2023
レポート

NAMM 2023 Rock oNショーレポートArrival 2日目:Angels Studium 編

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この記事を読んでいただいている皆様。NAMMへの期待は高まってきているでしょうか!?NAMM前日のアナハイムは、曇り。ちょっと肌寒いくらいの陽気です。いつもの西海岸のつもりの服装で出かけたらちょっと寒い。。。。。といったところです。前日ということで、普段のレポーター陣はロスの楽器屋とか、メーカーとかを回って音楽にまつわる取材をするのが恒例になっていましたが、初NAMMということもあり、WBC直後のNAMMということもあり、Angels Studiumがすぐそこにあるということもあり。。。。。(あまり理由になっていない)生で大谷翔平が見たい!!!というわけで、Angels Studiumに行ってきました!!!

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ついにやってきました!!全国の野球ファンの皆様おまたせしました!!Rock oNが全力でAngels Studiumを取材します!!と言いたいところなのですが、普通にチケットを買って一般の観客としての入場です。正面ゲートには、Angelsの帽子の形の屋根がついたイベントスペースが左右にあり、非常に印象的。そして入り口の壁面にはAngelsのスター選手がズラリ!!いました大谷翔平!!

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入場前から、大谷のユニフォーム姿のファンが多数!!WBCの決勝最終打席で奇跡の対決をした相手のトラウトと人気を2分している。そんな大谷ユニフォームと、トラウトユニフォームの比率です。やはりMLBを代表する選手であるこの2名。そのうち一人が日本人だなんて、感慨深いものがあります。

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そしてついにベースボールスタジアムへ突入!!と、ここで衝撃的な事件が!!バッチリ皆様にお届けする写真を取ろうと、一眼カメラを抱えて入場しようとしたところ、「こんな大きなカメラとレンズは持ち込めない、お前はプレスか?」と。。。。。。。。アメリカのベースボールパークは、望遠レンズでの撮影禁止なんですね。こんな取材チャンスもあるかも、あったらいいなと思って望遠レンズも持ってきたのに、テロ対策などのこともあるのか、バックパックも禁止、ここで高画質な画像をお届けするという夢は絶たれました。下調べが足りずに申し訳ありません。。。。気を取り直し、ここからは皆さんおなじみのiPhoneで頑張ることにします。

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入り口を入るとすぐにグッズショップがお出迎え。ここも大谷グッズとトラウトグッズで埋め尽くされています。でも、高くて変えない(泣)。レプリカユニフォーム$700って(号泣)為替レート悪いから10マンエンもする。これからレジに向かうガチなファンの皆さまを、指をくわえてみながらスタンドへ向かいます。

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スタンドの裏側のコンコースは、こんな雰囲気。やはり日本の球場とは何かが違いますね。全体的にサイズ感が大きい(通路の幅とか)と思いました。背面に壁がなく開放なのでそれも印象に影響したのかもしれません。

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1階席をちらりと覗くとこんな景色が!一気にテンションが上がります!!やはり野球場じゃなく、ベースボールパークに来たんだ!!と感じます。写真からだと伝わりにくいかもしれないですが、やはり空気感と言うか、雰囲気というか、やっぱり違います!!

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チケットを買った2階席への通路はこんな感じでした。なんとなく甲子園っぽい?実はこの通路階段を降りていく作りになっています。どの席からでもしっかりと球場全体が見える作りになっています。

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平日のデイゲームということもあり、残念ながら観客はまばらな状況。天気も曇り空で、カリフォルニア感が希薄ではありますが、MLBの雰囲気が伝わりますでしょうか?日本のプロ野球と違い、鳴り物を使った応援は無し。試合開始前も、非常に地味な始球式があっという間に終わり、スターティングラインナップの紹介。

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日本ならば、それぞれの応援合戦がここからはじまるあの瞬間ですが、ビジターチームはポジションと選手の名前の紹介だけ、ホームチームの選手紹介も、お目当ての選手が読み上げられた際にまばらに拍手がある程度。なんかお祭り騒ぎに慣れているプロ野球ファンから見ると、これだけ?と拍子抜けするほど。でもそれがMLBの良いところでもあると試合を見る中で感じることとなります。

しかし、スターティングラインナップの紹介で衝撃の事実が!!!!なんと大谷翔平の名前がない(泣)!!!昨夜、先発でリアル 二刀流で頑張ったからなのか、まさかのスタメン落ち。このまま帰ろうかと思うくらいの虚無感に襲われます。2番DHトラウトって紹介された時点で、まさか。。。。。。って思ったんですが、次の大谷くんの定位置3番に別の選手が読み上げられ、絶望は、ほぼ現実に。9番バッターまで呼ばれ、スタメン落ちが確定したときには、明日のジョーと同じくらい真っ白になっていたはずです。

とはいえ、気を取り直してせっかくのベースボールを楽しんで帰らなければ!!!アライバルの記事が、このままでは、食レポしかネタが無くなってしまう。。。。それだけは避けなければなるまいと、気を確かに持ち、皆様にMLBの雰囲気をお伝えできればと、結局試合終了までレポートのための取材(試合観戦って素直に言いなさい!)を続けることに。それでは、プレイボールから改めて記事の方スタートします!!!

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高校野球でさえ、印象的な甲子園のサイレンとともに試合が始まりますが、MLBはなんともヌルっと、バッターの紹介がアナウンスが流れて試合がスタートします。選手のプレイ中は、基本的に無音。イニング間など試合の流れとして間があくところで広告&BGMが流れるといった展開。試合が始まる前から気になっていたのですが、Angels Studiumの音響システムが素晴らしい!!通路で区切られた各ゾーンごとに1〜2本のスピーカーが用意され、完全にアライメントが取れているのでしょうか、全く濁り、ディレイ感などを感じさせないクリアなサウンドが流れます。ここは、さすがMLBのスタジアムといったところでしょうか。低音も十分に再生され、嫌な感じの音が一つもない。素晴らしい施設だと思いました。せっかくベースボールパークに来ているのに音響システムが気になって仕方のない自分に、ちょっと嫌気が差しながら、緊張感のある投手戦が繰り広げられる試合を楽しみます。

実は、大リーグの試合を見に行くのは30年ぶり。30年前にも感じたのですが、ヒッティングの音がすごく気持ちいい。静かなスタジアムだからこそ、バットとボールのぶつかる音が客席までしっかりと聞こえる。応援に命をかける日本のスタイルとはまた違った野球の楽しみがここにはあります。シンプルに選手のプレイを見る、もちろん応援はしているが、ベースボールという競技自体を見て楽しむ。そんな文化の違いを感じました。筆者はお祭り騒ぎのプロ野球の外野席も大好きではあるのですが、対局にあるといってもいいベースボールも、非常に楽しい経験となりました。

実際どれくらい静かというと、こんな感じです。もちろん雑踏はありますが、良いプレイ、空振りを取ったストライク、そんなときに拍手が起こる程度。それ以外はスタジアム運営側が煽ることも。

「LOUDER」「MAKE SOME NOISE」とか、観客を煽る演出が時たま入ります。そのほとんどが、バッターがフルカウントになったとき。ピッチャーとバッターのラスト1球の勝負を盛り上げます。それ以外には、これはちょっと日本的だと思ったのですが、ビジターチームのピッチャーがノックアウトされ交代するシーン。ここでも煽りが入ります。もちろん、そんなシーンなのでホームチームのチャンスということもあるのですが、ここだけはベースボールじゃなく野球になってたかな。なんて思いながら観戦していました。

結果は、Angelsが3-2で勝利!!

と、休憩はここまで!!!明日からNAMM 3Days、NAB 3Daysの、怒涛の6日連続レポートがスタートします。すでに色々と事前情報が出始めていますが、現場ならではの新製品はあるのでしょうか?各種デモなども体験しながら、充実のレポートをお送りできればと気合を入れています。ぜひともお楽しみに!!!!

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記事内に掲載されている価格は 2023年4月13日 時点での価格となります。

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