Crane Song / Avocet ※USED
音楽を知り尽くしたメーカーCrane Songのモニターコントローラー
avocet独特のグリーンを基調とした色使いと、その徹底した作り込みによるクオリティで、様々な製品を送り出しているCrane Song。
Pro Tools HDユーザーには、太く滑らかなアナログサウンドを生み出すテープ・シミュレーター・プラグインPhoenixで有名かもしれませんが、アメリカでは高い評価を得ている8chマイクプリ/サミング・ミキサー/ADコンバーターを一体化したSpider、ディスクリート・コンプ/リミッターTrackker、AD/DAコンバーターHEDD 192等、様々なハードウェアをリリースしており、その全てがそれぞれの分野でトップクラスのクオリティを誇っています。
高精度D/Aコンバータ搭載したこのモニターコントローラーは、Full Class A Discriteを採用しており、これは原理的に歪が少なく、最大出力まで安定した動作を得る長所を持っています。また、大きなメイン・ノブや色分けされたセレクターなど、操作性にも細かな配慮がなされており、入出力も24bit192K対応のアナログ3系統、デジタル3系統と充実した仕様となっております。
DAW全盛の現代では、プロフェッショナルのニーズを満たすクオリティを持つモニタリング・システムは欠かせない存在となっていますが、スタジオでのハードな要求に応えられる製品は多くありません。
そんなニーズに応える事の出来る数少ない選択肢が、Crane Song Avocetと言えるでしょう!
マイク/マイクプリやADコンバーターをはじめ、入力の段階で高いクオリティと作り込みを行う事は、もはや常識とも言えますが、最終的なサウンド・クオリティの判断を下すのはモニタリングです。
そのモニタリングを左右するコントローラーに、安易にコンパクト・ミキサーやオーディオI/Fのコントローラーを使う事は、最終的な仕上がりに影響を与えない訳がありません。
あくまでも原音に忠実な再生能力と、必要にして充分な機能、徹底して音質に拘るリレー式のゲイン・コントロールを採用した、フル・ディスクリート・クラスA回路等、見過ごされがちな部分でのクオリティを持つ、究極のスタジオ・モニタリング・コントローラーです。
コントローラーは音質に拘った1dbノッチのリレー回路でのヴォリューム・コントロールが可能になっており、視認性のよいスイッチと相まって確実に操作出来ます。
アナログ/デジタル3系統の入力と、3系統のアナログ出力と充分なI/Oを備え、なによりもユニットを追加する事により、サラウンドにも対応する拡張性が他ではない魅力を持っています!
Waldorf / M 店頭展示機
ウェーブテーブル・シンセシスの名機が、新たな姿で再来!
●PPG WaveとMicrowave -Waldorf シンセサイザーの起源-
現代のエレクトロニック・ミュージック・シーンで欠かすことができないウェーブテーブル・シンセシスの起源は1980年前後にまで遡ります。Waldorfの前身であるメーカーPPG(Palm Products GmbH)が 開発した「PPG Wave」は、それまでサイン波、ノコギリ波、パルス波といったシンプルな波形を元にしたシンセサイザーの世界に革新をもたらしました。ダイナミックに、そしてまるで生物のように変化するウェーブテーブル・オシレーターを搭載した PPG Wave のサウンドは、1980年代を象徴するサウンドの1つとして数多くのミュージシャンに愛されてきました。
PPGの資産は後継会社である Waldorf へと受け継がれ、長い Waldorf の歴史の始まりである1989年に発売された最初の製品が、PPG Waveの生まれ変わりと言える「Microwave」でした。ブルーのボディに通称「赤い鼻」と呼ばれるエンコーダーをあしらえた 2U サイズの小さなシンセサイザーは、そのエネルギッシュなサウンドでシンセ界を震撼させ、そして世界中のスタジオでMicrowaveが導入されることになります。
●Microwaveをオマージュしたデザイン!明瞭なパネルレイアウト
MのデザインはWaldorf最初の製品であるMicrowaveをオマージュしています。Microwaveの輝かしい伝統を象徴するメタリック・ブルーのボディカラー、そしてロゴマークとMの心臓部と言えるウェーブテーブル・オシレーターセクションには Microwave の「赤い鼻」を想起させるメタリック・レッドのダイヤルが大胆にあしらわれています
コントロール・パネルには45個のノブ/エンコーダーが配置されており、オシレーター、ミキサー、フィルター、エンベロープ、LFOなど主要なパラメーターへすぐにアクセスできるように配置されています。気に入ったサウンドを選択し各セクションのノブを回すだけで、すぐにウェーブテーブル・シンセシスのサウンド・エディットを楽しめます。
より詳細なサウンド・エディットをする場合はディスプレイ・セクションのモードページ・ボタンと4つのエンドレス・エンコーダーで、目的のパラメーターへ素早くアクセスできます。
●過去の膨大な資産と、新進気鋭のサウンド・デザイナーによるサウンド・プログラム
M には2048種類の膨大な数のサウンド・プログラム(16バンク、各128サウンド)を保存可能です。1024種類用意されているプリセット・プログラムには Microwave 1 Factory Sound Set、Microwave 1 Soundpool 1-5、ファットなサウンドの Analogue や Basscoなど、Microwave の定番サウンドセットや、Microwave 用に巧みに変換された PPG Wave 2.3 のサウンドが含まれています。
さらにMの数多くの新機能を利用して、世界的に著名なサウンドデザイナーによって新たにプログラムされたばかりのサウンドも数多く用意されています。その中にはハードシンク(モダン Microwave II/XT モードで動作)、アルペジエーター、MIDI 同期可能なグローバル LFO など、M ならではの機能を最大限に活用したサウンドも収録しています。
またクラシック Waldorf Microwave I の SysEx データと互換性があるので、過去に Microwave 1 で作成したプログラムを、ほぼそのままMで再現することもできます。
●クラシック「Microwave I」モードと、モダン「Microwave II/XT」モード
M を象徴するメタリック・レッドのダイヤルは二重構造になっており、Wavetable ダイヤル(外側の黒いリング状のダイヤル)は、対応するオシレーターの96のファクトリー・ウェーブテーブルとユーザー・カスタム・ウェーブテーブル(UWT 1-31)を選択し、Wave ダイヤル(内側のメタリック・レッドのダイヤル)は、ウェーブテーブルのスタートポイントを設定します。
2つのウェーブテーブル・オシレーターは、クラシック「Microwave I」とモダン「Microwave II/XT」の2種類のモードを持ち、それぞれのモードでウェーブテーブル・オシレーターの動作が異なります。グラフィック・ディスプレイの横にある Mode ボタンを押すと、2つのモードを切り替えることが可能です。
クラシック Microwave I モードは Microwave I に搭載されていた ES2 ASIC チップのバグにより生じる強い歪みまで再現しており、一部のサウンドデザイナーが活用していたこの「ASIC Mix Bug」のオン/オフを切り替えることまでできる、Microwave I のヘビーユーザーも納得のこだわりの仕様です。
2種類のモードの主な違いは下記の通りです。
クラシック Microwave I モードは、ハードシンクとリングモジュレーションは使用できません。
クラシック Microwave I モードは、16ビットのウェーブテーブルが8ビットへビットリダクションされます。
クラシック Microwave I モードのサンプルレートは 240kHz(アンチエイリアスなし)です。モダン Microwave II/XT モードでは、40kHz のサンプルレートで帯域制限されたウェーブテーブルを提供します。
モダン Microwave II/XT モードは「ASIC Mix Bug」の設定はありません。
●アナログVCFとアナログVCA
レゾナンスとアナログ・サチュレーション機能を備えたアナログ・ローパス 24dB/Oct VCF は、生産完了になったヴィンテージ・チップを現代に復刻させた SSI 2144チップを使用しています。色彩豊かな Waldorf のウェーブテーブル・オシレーターと、伝統的なラダーフィルターによって生み出されるサウンドは、クラシックでありながら現代でも全く色褪せることの無いサウンドです。
VCA はトゥルー・ステレオ・アナログVCAを搭載。アナログ VCF の温かみのあるサウンドを損なうことなく、さらにステレオ・パンニングも可能で、広がりのあるサウンドを奏でます。
●モジュレーション・ソースとモジュレーション
LFO
LFO1とLFO2の2つの LFO が用意されています。それぞれフリーケンシーと形状が調整可能な周期的な波形を生成し、モジュレーションに使用することができます。
エンベロープ
4系統のエンベロープは VCF用とVCA用のADSRエンベロープ、主にウェーブテーブルのウェーブ・スキャニングに使用する8ポイントの異なるタイム/レベルを設定しループする Wave エンベロープ、そして4ポイントの異なるタイム/レベルを設定しループする Free エンベロープが使用できます。
モジュレーション
M には他の Waldorfシンセサイザーとは異なり、モジュレーション・マトリクスがありません。M のモジュレーション機能はディスプレイの各ページから直接設定でき、これは1989年に発売された Microwave へのオマージュを表現しています。
●8ボイス・ポリフォニック、4マルチティンバー、先進的なアルペジエーター
M はシングルモードでは1種類のサウンドを8ボイスで演奏できます。
4マルチティンバー・モードでは異なる4種類のプログラムを別々のMIDIチャンネルに割り当てて外部シーケンサーから演奏したり、異なる4種類のプログラムを同じMIDIチャンネルに割り当てて重ねて演奏したり、またプログラムごとに演奏するキーボードの範囲を設定して左右で別々のプログラムを演奏するなど、柔軟な使い方ができます。4つのパートへのボイスの割り当てを管理できるので、各パートで使用するプログラムごとに割り当てるボイス数を管理して効率的に使用できます。例えばベースパートに1ボイス、リードパートに1ボイス、コードパートに4ボイス、アルペジオパートに2ボイスといった使用方法も可能です。
16のプリセット・パターン、コード・モード、MIDI クロックとの同期機能を備えた先進的なアルペジエーターにより、新たな時代に向かう、まったく新しいレベルのパフォーマンスを実現します。
豊富な入出力
M は6系統のステレオ・アナログ出力を備えています。MAIN OUT(L/Mono、R)はすべてのサウンドをまとめて出力できるステレオ出力です。AUX OUT(A、B、C、D)は4つのマルチティンバー・パートを別々にステレオ出力できます。AUX OUT は TRS ステレオ・ジャックで、TRS ステレオ・ケーブルを使用すれば各パートを個別にステレオ出力することができます。
ステレオ・ヘッドフォン出力はコントロール・パネル上のマスター・ボリューム・ノブから独立したヘッドフォン出力専用のボリューム・ノブが用意されています。
DIN 5ピンMIDI IN、OUT、THRU、USB 2.0 MIDI ポート(コンピューターに接続して MIDI の送受信を行うことが可能)を使用して、外部の MIDI キーボード、コントローラー、シーケンサー、DAW からコントロールしたり、M の各種 MIDI データを出力します。
MOOG MUSIC / Moog 16 Channel Vocoder アウトレット品
40年ぶりの復活!16バンド・ヴォコーダー・サウンド
Moog 16 CHANNEL VOCODERには、インプットが2つ(PROGRAMとCARRIER)とアウトプットが1つあり、PROGRAM(マイク等)に入力した信号の特性を常時解析し、その結果をCARRIER(キーボード等)の信号の特性に合成、そのオーディオ信号をアウトプットから出力します。
PROGRAMに入力したオーディオ信号は、アナライザー・セクションで50Hzから5,080Hzまでの16個の周波数帯域に分解され、シンセサイザー・セクションの同じバンドに内部的あるいは外部的に接続されます。
シンセサイザー・セクションには、VCAと16バンドのフィルターがあり、CARRIERに入力したオーディオ信号を16バンドに分解します。
この2つの分解された信号を合成することで、ヴォコーダー・サウンドを生成します。
●DIRECTモード
5,080Hz以上の高周波数成分を出力。これにより、通常のヴォコーダーの周波数レンジ以上の帯域(主に子音のノイズ成分)を追加でき、より明瞭度の高いヴォコーダー・サウンドになります。
●SAMPLE&HOLD
マイク入力時、このスイッチを押すと、アウトポジションに戻すまでその音の音色特性が保持されます。
この機能は、息継ぎのために一時停止することなく、持続性のあるボーカル・フレーズを作成する際に特に有効。
またリモート・フットスイッチでコントロールすることができます
●EXTERNAL PATCH
付属のパッチコードを使って、このパワフルなボコーダーを他のアナログ・ギアと相互接続したり、プログラムの任意の周波数レンジを選択して、キャリアの任意の周波数レンジにその特性を課すことができる珍しい「クロス・パッチ」を作成することができます。
●BALANCEノブ
HISS(シビランス)、BUZZ(プロッシブ)をコントロールし、周波数成分を調整できます。
●その他
・FOOT SWITCH:サンプル/ホールド、外部パッチ、エフェクト・ステータス・パラメーターに対し有効
・サイドパネルは前後逆に取り付ける事で19インチ・ラックにマウント可能
製品仕様 | |
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プロセッサー・タイプ | ヴォコーダー |
アナログ/デジタル | アナログ |
チャンネル数 | 16 |
形態 | デスクトップ/ラックマウント |
機能 | ヴォコーダー(サンプル/ホールド、外部パッチ、Hiss & Buzz) |
エフェクト | ヴォコーダー(サンプル/ホールド、外部パッチ、ヒス&バズ) |
アナログ・インプット | キャリア・オーディオ×1、プログラム・オーディオ×1、フィルター・バンドCV×16、フットスイッチ×3(サンプル/ホールド、パッチ・セレクト、バイパス) |
アナログ・アウトプット | メイン・アウトプット×1、フィルター・バンドCV×16 |
電源 | 外部パワー・サプライ(入力:120/240VAC、出力:12VDC @3A) |
消費電力 | 16W @12VDC |
付属品 | 電源コード×1、電源アダプター×1、パッチ・コード(ショート)×14、パッチ・コード(ロング)×2 |
外形寸法 | 440(W)×389(D)×178(H)mm |
質量 | 7.9kg |
reProducer Audio / Epic 5
現代の音楽制作に欠かせないボトムエンドが充実!
reProducer Audioは、ドイツ南西部ブライザハにある United Minorities 社のCEO、Attila Czirjak(アティラ・サージェック)によって2015年に設立されました。United Minorities は20年にわたってドイツやスイスのコンサートホールのサウンドシステムおよび音響デザインを行ってきた会社であり、ヨーロッパの有名プロデューサーやサウンドエンジニアたちに愛用されるスピーカー、アンプ、マイクなどのカスタムメイドも手掛けています。
reProducer初の製品となる Epic 5は今日のスタジオにおけるスタンダードモニターになることを目指し、3年をかけ開発されました。正確なサウンドと美しいデザイン、そしてリーズナブルな価格設定と、現代のプロジェクトスタジオやプロデューサーにとってベストな選択肢のひとつとなるでしょう。
Epic 5 のコンセプト
reProducer は可能な限り正確なサウンド・パフォーマンスを得るべく、ドライバー、パッシブラジエーター、アンプ、そしてハウジングなど、すべての関連部品を自社開発しています。
Epic 5 はプロフェッショナルなワークフローの中でより早く確実に決定を下せるよう、フラットな周波数特性、全周波数帯域における速いトランジェントレスポンス、広大で自然なダイナミックレンジ、そして低ノイズと低歪みに至る、「正しいサウンド」をもたらすためのあらゆる条件を備えています。
例えば、すべてのドライバーがアルミニウム製となっています – ツイータードーム、ウーファー、パッシブラジエーターコーンまでが同じアルミニウム素材となっているため、すべてのドライバーで同様の速いトランジェントレスポンスが得られます。
モニター前面部の傾斜はドライバー間の精密な時間差調整のためのデザインであり、これによってより正しいサウンドをモニターできるようになっています。
reProducer Audioの製品哲学
「新製品を作る際の目標、それは正しいサウンドと品位を具現化することでした。特定の部分に集中したり何か技術的なディテールに執着するよりも、優れた設計と美しいデザインを同時に盛り込み、それをリーズナブルな価格で提供するというのはどうだろうと考えたのです – 皆のための理想的な産業デザインとして、ですね。
フラットでリニアな特性については、考慮しなければならない点が多々あります。実のところこれは難しいものではなく、DSPと測定システムで自動化することもできるでしょう – しかしこれは2次元的なアプローチと言えます。非常に基本的なアプローチではあるのですが、単に理想的なポジションで “パワーと周波数の関連性” を測定したものに過ぎません。正しく働くスピーカーを作るためには、パワーと周波数はもちろんのこと、時間差、倍音など、さまざまな要素を3次元の世界において考慮していかなければならないのです。」
パワードスピーカーでありながらパッシブスピーカーのようなナチュラルさで、前に押し出して来るサウンドではなく「そこで鳴っている」という感覚。低域も充分に再生しており、ローエンドの確認にも定評があります。
主な仕様 | |
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周波数特性 | ・(± 3 dB)56-40,000 Hz ・(± 10 dB)45-46,000 Hz |
アンプパワー | ・2 x 75W rms ・2 x 150W peak |
アンプテクノロジー | クラスD、ダイナミックレンジ115dB、高電流、高ダンピング、超低ノイズ |
最大SPL | 09 dB(C) @ 100Hz以上、ペアで1mの距離にて計測 |
最大消費電力 | 200 VA |
ツイーター | 1 インチ、自社開発 |
ウーファー | 5.25 インチ、自社開発 |
パッシブラジエーター | 6.25 インチ、自社開発 |
クロスオーバー周波数 | 2 kHz、24dB/oct |
入力インピーダンス | ・(XLRバランス)12 kΩ ・(RCAアンバランス)3.3 kΩ |
入力感度 | ・(XLRバランス)+4 dBu ・(RCAアンバランス)-10 dBV |
補正用EQ | ・(高域)± 5 dB、2.5 kHz から 1 dB 刻み ・(低域)± 5 dB、250 Hz から 1 dB 刻み |
本体寸法 | ・(スパイク非装着時)270 x 190 x 240 mm ・(スパイク装着時)310 x 190 x 240 mm |
本体重量 | (1本につき)5.2 kg |
付属品 | ・電源ケーブル x 2本 ・スパイク x 6本 ・シリコンパッド x 8個 ・フライトケース |
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