コンシューマー向けのイヤホンやスピーカーを販売する米国のOM Audio社がクラウドファンディングで、新製品「OM/One」の出資目標を達成しました。
OM/Oneは宙に浮いた状態で使うBluetooth対応のオーディオスピーカー。メーカーは公式発表はしていませんが、磁力によって台座から3cmほど浮いた状態でありながらも所定の一に居続けることができます。
直系9.1cm、340gの丸い球体部分がスピーカー本体で75mmのフルレンジスピーカーを1基搭載しています。Bluetoothによるワイヤレス通信でオーディオを再生（ver.4ということなので、約10mほどの有効通信距離があります）。充電がUSBケーブルによる有線充電なところが残念です。ちなみにフル充電すると15時間使えます。
OM/Oneはモノラル出力ですが、2台を用意してリンクさせる機能を使うとステレオスピーカーとして機能します。
じゃあ5台をリンクさせればサラウンドもできるかな、とは思いましたが今のところその機能は無いようです。そもそもこのスピーカーは一旦回りだすとクルクルと回り続けてしまうので、位相の乱れた音の再生が顕著だと思われます。またスピーカーホンとして使える機能もあるそうなのですが回りながら音を披露ことができるのでしょうか？
正確な音を聴くというよりも、インテリアとして音楽をカジュアルに楽しむ製品のようなのでこれは仕方ないところでしょう。
さてこのOM/One、先にも記述しましたが、Om Audio公式Webサイトでクラウドファンディング中です。
$179の出資でブラックモデルかホワイトモデルが手に入るとのことですが、$529でDisco Edition が2台ステレオとTシャツが買えます。
Disco Edition。まさかとは思いましたがそのまさかでした。
さらに$3,000の出資でレアなOM/OneプロトタイプやTシャツに加え、メーカー創始者とのディナー権も。そういうユニークな特典はさておき、クラウドファンディングの魅力は、メーカーは出資と共に製品のマーケティングができること。ユーザーは製品やメーカーに対して親しみを持って買い物ができることでしょうか。
OM/Oneの目標の$100,000は既に520%の達成率で突破。思いのほか大好評の模様です。こういう面白い製品なら1つデスクにあってもいいかもしれませんね。
OM/Audio OM/One
[LinkButton shop=” type=’2′]https://omone.tilt.com/om-one[/LinkButton]記事内に掲載されている価格は 2014年8月25日 時点での価格となります。
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