KORGから発表されたDS-DAC-10Rは、再生はもちろんなんとDSDネイティブの録音も可能なDAC / ADCです!
DS-DAC-10RでのDSD録音は、同時にリリースされるKORGのハイレゾミュージックプレイヤー AudioGate 4をマスターアプリとして使います。これをインストールしたPCとDS-DAC-10RをUSBケーブルで繋ぐだけで、DSD(5.6MHz、2.8MHz)、PCM(最大192kHz/24bit)のハイレゾ録音が可能。再生も同フォーマットのファイルをネイティブ再生できます。
DS-DAC-10Rを制作用途で使うことの可能性は計り知れませんが、メーカーWebサイトではオーディオリスナーに向け強くアピールしています。
特徴的な機能が『DSDフォノイコライザー』でしょう。一般的なRIAA準拠以外にも5種類のイコライザーカーブをプリセットが用意されていて、1954年のRIAA規格化以前のメーカーごとに違ったイコライザーカーブに対応。合計6種類のフォノイコライザーでほぼ全てのレコードの再生をカバーできるということです。
DS-DAC-10R の発売と AudioGate 4の公開日は2015年11月下旬。価格は近日発表されます。ここからスタートして近い将来にDSD録再生可能な制作向けオーディオI/Fが登場することを期待します!
記事内に掲載されている価格は 2015年10月27日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ