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Jun.2023
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TONEFLAKE Micレビュー!んーだけど、レビューだけじゃつまらないから、他社のリボンマイクもついでに比較して見ちゃった☆〜草津温泉の湯煙篇〜 by Rock oN安田

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みなさんこんにちは、PD安田です。6月に入りジメジメの梅雨時期となりました。そんな湿気の多い日はコンデンサーマイクの保管など気を使いますよね。そこで「デリケートなマイク」といえば、「リボンマイク」という訳ですが、最近TONEFLAKEから「TR1 Passive/TR1 Active」が登場し、名の通りパッシブとアクティブマイクの2種類が登場しました。

●リボンマイクって・・・

そもそもリボンマイクってどんなサウンドの特徴があるの?って思われる方も多いかと思いますが、それはこちらの記事にて詳しく説明がされております。

記事はこちら

記載にあるとおりで、リボンの設計や構成上、振動板が自然に設計されているので音質も自然に録れるというのが特徴なのですが、いろいろユーザー様にお話を聞くと通常のコンデンサーをメインに使用しつつ、リボンも立てるのか使用しないか。という感じでリボンを使用するかしないかの頻度はその人の好みによって割れる様な印象にあります。

Rock oNがAEAのマイクを取り扱い開始直後に私が当時、ギターアンプをAEA N22,N8で録るべく、比較としてU87Ai、Bluebrid、C414で録ってみたコンテンツをアップしましたが、その時はAEAマイクはとても全体と比べ非常に太く録れ、高域寄りの痛い感じにはならず、「フラットだが中高域が前面に出てくる」な感じで「ああ、リボンってこんな感じなんだな」って当時思ってました。

今回はリボンメインでギターアンプでガツガツ鳴らし録ってみたいと思います。加えてせっかくなので、様々なリボンを集めてみました。

今はあの頃とは違って経験値が多少あるので、だいぶ印象が変わるのではないかと思います。

●比較するにあたり

なお今回比較するにあたり、どんな比較内容だったら良いかなーと悩みましたが、とりあえず最近の私の音楽はヘヴィロックが主食となっているので、なんちゃってロックなイメージで作ってみます。そして前回のDAW比較でPro ToolsのXPand!とStructure Freeのベースでデモ曲は行けるな…!と学んだので、Pro Tools内の音源とエフェクトのみを使用して曲を作っていきます。行き当たりばったりですが、無事に「Narrow King」が完成。タイトルで「Slow King」とか、「Speed Queen」とか悩みましたけどナローに行ってみました(深い意味はありません)本当はもっとリフのところとかペロペロ弾きたかったんですけどね。そんな技術はありませんでした。

さて曲も完成し、早速ギターを録るにあたり、どう録ったら良いかなと考えました。流石に何度も繰り返し弾くには技術と、時間がなさすぎるので、やり直し自由なリアンプ作戦で攻めていきます。

1) Pro Toolsで、ギターのライン録音(RME Babyface Pro FSダイレクト入力)を行う。

2) マイク収録ではメインのインターフェースをAntelope Discrete 8 Pro Synergy Coreに切り替える。

3) 本機に搭載しているReampアウトを活用して、マイクを切り替えながら録音をしていく。

私自身、実はリアンプという行為をするのは初めてでしたが、音質劣化も感じず、非常に効率的だったので、もっと積極的にやってれば良かったなと思いました。リアンプ自体、懐疑的でしたが「楽」「音も悪くないし、十分」「効率的」でした。ギタリストで実はまだリアンプやったことない方は是非参考にしつつ、活用してみてください。

●使用機材

★曲作りに使用したメインギター

01

★ギターソロ(天野演奏)

02

★エフェクターボード

Effect

★マイクプリ Shadow Hills MONO GAMA(Cramborne 500ADATからDiscrete 8へADATにて接続)

03

本当はRupert Neveのコンプを使用していたつもりでしたが、完全にルーティングミスでマイクプリのみのサウンドだけになりました。途中で「あ、これ録れてるのマイクプリだけのサウンドだわ」って気付いたんですけど、もう心が折れたのでコンプは見た目のモチベーションを上げてくれる存在として設置したことにします。

(さらにM.I.Dさんに今回のマイク企画を持ちかけてくれて、500モジュールのマイクプリも借りてたんですが、これも終わった後に気付いたので、今回試せませんでした。申し訳ございません)。

★ギターアンプ

04

マイクは全12種類です。基本的なU 87 Aiはコンデンサー代表として、残りは各社リボンマイクとなります。

【マイク種類】

1)NEUMANN U 87 Ai
2)TONEFLACK TR1 Passive
3)TONEFLACK TR1 Active
4)Royer R-121
5)Royer R-10
6)Bumblebee Pro RM-5 Limited Edition
7)Bumblebee Pro RM-6 Limited Edition
8)Bumblebee Pro RM-7 Limited Edition
9)AEA N8
10)AEA N22
11)SamarAudio VL37
12)Audio Technica AT4081

各マイクの印象

NEUMANN U 87 Ai

05

さてまず最初にコンデンサー代表としてNEUMANN U 87 Aiの登場です。一応リボンマイクが少し上から狙う形でセッティングをしていくので、U87Aiも上から狙う形で収録。

高域がギラっとしてて、ギターアンプのアンプから繰り広げられる、パワー感がしっかり録れておりますが、普段よりもアンプから距離を置いて録っているのもあり、これから比べるリボンと比べて中域、低音部はそこまでかなと思いつつ、それでも文句なしに全体のバランスがよく録れているかなと思います。とりあえず参考にしていただければ幸いです。

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TONEFLACK TR1 Passive

06

さて本題の一発目のリボンマイクですが、今回M.I.Dさんから企画を持ちかけてくれた新製品「TONEFLAKE TR1 Pasive」です。

これも他のリボンのサウンドを聴くとわかるのですが、ギターの低音部分がシリーズ中一番多く録れております。全体的にパッシブマイクはゲインが低めなので、MONO GAMAのプリゲインもフルテン手前まで上げておりますがノイズは少なく、しっかりとPro Toolsのクリップゲインで上げれば、中域、高域もガッツのあるサウンドが確認できます。

加えてですがギターソロで高域の痛い部分がマイルドになっているのも特徴的かなと思いますので、もしかすると高域成分が多いソースにはおすすめできるマイクではないかなと思います。なんか写真だと結構上から狙っている様に見えますが、実際キャビネットよりもちょっと上くらいな位置でして、距離は50cm-80cm位でビビらない距離感で録っております。また全般的にですが、今回はオフというよりはできれば近づける方向で録っております。大体50cm前後が多かったかなと思います。

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TONEFLACK TR1 Active

07

お次はTONEFLAKE TR1のアクティブタイプになります。なぜアクティブとパッシブでマイクのデザインが違うのか。M.I.Dさんにも確認しましたが、そこは触れないで欲しいとのことなので、真相はわかりませんでした。なおこのTRシリーズはお手頃価格で提供しつつ、高品質にカスタマイズされたリボンマイクとのことで、本体もマウントホルダーも作りが非常にしっかりしております。

さらにアクティブタイプにはL字マイクケーブルが付属で、マウントの角度によって真っ直ぐのコネクトだと当たっちゃう!!っていうことはなく使い勝手も抜群に良いです。Passiveタイプと比べて、マイクのゲインも良い感じに大きくでき、レベル合わせもサクッとできるマイクです。パッシブと比べて低域がしっかりと録れていつつも、もう少し全体のバランスがより良く録れているのが確認できるかと思います。

結果的にですが、TRシリーズは今回のリボン企画の中で低域が濃厚で、それでいて全体的に低域だけに偏ることもなく、ソロギター部分のフロントピックアップのベル音がスマートにイケイケなサウンドになっているのが印象的です。総括して太めのソロ音を録りたい!という方にはおすすめではないでしょうか。

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Royer R-121

08

続きましてリボンと言えば、Royer R-121ですね!って言えるくらいの王道マイクの登場です。

最初にコンデンサーを録りましたけど、今回のリボン比較はR-121を基準として聴き比べると良いかもしれないですね。こうして改めて確認すると「あのギターアンプを録音するとこう言う音だよね?」って言う感じで、とても馴染みのあるサウンドにて収録されております。中域のコーンとした部分、悪く言えば籠っている感じ?のニュアンスもありますが、バンドとなれば、この厚みのある音が全体を支えてくれるので、全体的に安定感が増します。コンデンサーと組み合わせて活用される理由がよくわかりますね。なおR-121もパッシブマイクになりますので、MONO GAMAを割とフルにして設定します。

距離的には今回の比較の中では、離しすぎず、近すぎずといったところに設置しましたが、良い意味で距離での良い音を狙うにしても、経験値を積む上では基準となるマイクなのではないかなと思います。今回ギターアンプがコンボタイプの小型系なので、また大きめのキャビネットでやると結果がだいぶ変わりそうな気もします。

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Royer R-10

09

続いてRoyer社の中でも比較的新しく発売されたR-10です。

こちらもR-121と同様、パッシブタイプのマイクなのですが、R-121と比べるとゲインが低めなので、気持ちプリで揚げ目にしないとだいぶちっちゃいかも?と言う印象でした。しかし最終的にPro Toolsでクリップゲインを調整し適切な音量にすれば、無理に底上げされている感じもなく、ノイズ面から見てもちゃんと綺麗に録れているのが確認できます。高域も痛い感じもなくとても滑らかな感じで、しっかりRoyerっぽいサウンドはそのままです。R-121と比べて価格コストを抑えているのは好ポイントです。

ただ、この様なゲイン低めなマイクですと、できれば録るソースに向けてできる限り近いところに設置したいのですが、圧のビビリが気になるので、どうしてもチキンな自分がいました。レベル管理に関してはちょっと扱いとして難しい部分はあるのですが、スペックはR-121と同じく2.5-micron aluminum ribbonで、さらにリボン自体の長さも同等なので、品質は申し分ないです。コストを抑えるけど、ちゃんと良いリボンサウンドを求めている方は要チェックです。

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Bumblebee Pro RM-5 Limited Edition

10

さてこちらは国内ONZUさんが取り扱い開始した新規リボンマイクになります。

RMシリーズは3種類ありますが、このモデルはパッシブタイプで、リボンゲージ:2.5 μmとこれまでのリボンマイクと変わらないスペック内容となっております。意外と聴き比べると高域が特徴的で、リボンらしからぬ滑らかさと、レスポンスも含めてアンプの鋭い部分が演出している印象です。ややサウンドが新しい感じですかね?コンデンサーの良いところとリボンの良いところを組み合わせた感じで、結果的に一石二鳥なマイクになったイメージでした。

またおニューなマイクなので、もう少し使用するとだいぶ落ち着いてくるかもしれないです。しかしアンプだけでは判断がつきにくいので、今後いろいろなソースに試してみたいところですね。

Bumblebee Pro
RM-5 Limited Edition
¥77,000
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Bumblebee Pro RM-6 Limited Edition

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続いてBumblebee Proのリボンゲージ:1.8 μmとRM-5と比べて薄くなったパッシブタイプのリボンになります。なんとなく薄くなるとさっきよりももうちょっと滑らかになるような気がします。

結果RM-5と聴き比べて、高域の少し痛い感じのところが滑らかになりつつ、全体のバランスがより強化された印象になりました。しかし、Bumblebee Proのサウンドは他社と比べてリボンらしく滑らかというより、スタンダードなリボンとはちょっと違った感じの現代向けな印象です。これこそコンデンサーとの組み合わせ後にできたサウンドに近いかも?な気がします。

全体のバランスが整っているので、ギターアンプに限らず、ドラムやベースなどなど幅広く使用できそうです。うむ、何度聴いてもやっぱ高域寄りなのかな。

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RM-6 Limited Edition
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本体価格:¥90,000
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Bumblebee Pro RM-7 Limited Edition

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最後にリボンゲージ:1.2 μmと最も薄く、そしてアクティブマイクとなるRM-7です。RM-5と並べると見た目は全く一緒なのでわかりづらいのですが、RM-7の方には表のモデル名にActiveの表記があります。

リボンが薄く、アクティブなのでこれまでのBumblebee Proシリーズ中ではより滑らかさがありつつも、バランスの取れているサウンドに仕上がってます。それでもなお、やはり明るめなサウンドな印象はあります。アクティブということで、RM-に7はファンタムが必要なマイクで、これまでのパッシブに比べて入力レベルも高めになっております。改めてレベル調整はアクティブマイクの方が使いやすいですかね。

一応パッシブとの違いとしては、プリアンプでレベルを稼がなくてもよくなるので、よりマイクの特性を前面に出すことができます。その分ノイズも少なくなるので利点はあるのですが、パッシブ型ですとマイクプリの味を加味できるので、どちらが良いとは言い難いですね。最後に写真を添えて記事を書いておりますが、Bumblebee Proは背面から見ちゃうとこれがどのモデルなのか違いがわからないですね!(写真があっているか不安です)

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AEA N8

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とにかく頑丈なリボンだぜ!なリボンマイクAEA N8の登場です。頑丈と言いつつもリボンゲージはなんと、1.8ミクロン・アルミニウムリボンとのことで、実は薄めだったんですね。さらに他社と比べて、リボン自体のサイズも大きくThe Ribbonという立ち位置にいるのがこのマイクです。

改めてサウンドはどうなのか?と結果を聴いてみると、以前に聴いた印象通り、だいぶ高域は滑らかで中低域が太めな印象でした。なのでやや中高域に偏りそうな楽器には使用者の好みが割れそうなサウンドではありますが、今回の様にマーシャルのパキ!バキ!なサウンドの場合はちょうど良い具合にまとまったのではないかなと思います。したがってギターアンプ系にはおすすめと言えるかもしれません。

なお今回比較するにあたりヘッドフォンやモニタースピーカーで聴き比べたのですが、AEAのマイクが一番聴く環境によって印象がガラッと変わるので、もしかすると好きな人、そうでない人でわれるのではないかと思います。ちなみにアクティブなので、マイクプリのレベルなどなど使い勝手も抜群に良いです。

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AEA N22

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続きましてAEA N8よりも価格も少し下がるモデルになりますが、N8と比べるとやや低域がフラット気味なるので、今回のギターアンプの様に高域と低域をバランス良く!となるとN22がおすすめかもしれません。ですがソロの方になるとより違いが出てきますが、N22の方がよりマイルドな印象で、高域のちょっと痛い感じがおさまるのも、これは好みかなーという感じです。

多分ですが、ジャンル問わずでギターアンプのリアンプしたいよ!という方はどのアンプでも満遍なく使えるという意味ではN22が良いかもしれません。N8はアンプ以外のストリングス関連のやや高域に寄りがちなソースには良いかもしれませんね。なおこのモデルもアクティブなので、使いやすいです。

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SamarAudio VL37

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いよいよリボンマイクも後半に差し掛かってきました。このVL37を試す頃は、録り方の経験値も積んできたので、距離やレベル調整の勝手もわかったところです。

VL37は全体と比較してわかりますが、とてもギターアンプ(特にマーシャル)にマッチしてそうなサウンドに仕上がってますね!別に忖度ありませんが、このマイクが市場に出てから、バンド録音のために購入されるエンジニアさんも多かった印象があり、良いんだなーと思ってましたが、改めて今回試してその人気な理由も頷ける結果となっております。

全体的にマイルドさはありつつも、しっかりとアンプらしいアグレッシブさもあり、クランチやディストーションなサウンドには良いかもしれません。パッシブです。

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Audio Technica AT4081

16

最後にAudio-Technicaのリボンマイクの登場です。多分今回試した中でもリボンサイズは小さめ?かと思いますが、非常に良いレスポンスを持ったサウンドで収音できております。ステップアップトランスも内蔵している関係で、帯域バランスも全体的にパワーが損なわれず、インプットレベルもしっかり大きく使い勝手も良いマイクでした。

聴いてみても分かる通り、リボン特有の滑らかさというよりは、高域のパンチ感が効いて全体的に明るい感じになっております。 ちなみに個人的にAudio-Technica製品のこういうデザインのマイクってダイアフラムが特徴的なデザインなためか、とてもレスポンスが良く、アタックが早いパーカッション系でもバッチリなマイクです。

リボンではないのですが、AT5045とかでもなかなかドラムのトップなどに使用できますので、おそらくAT4081もアタックが早い系に使用しても良い結果が出るかと思います。是非今後も積極的に試してみたいマイクですね!

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●総評

さていかがでしたでしょうか?正直なところ、もっと各リボンマイクの違いが顕著に出て「うーむこれはなー」とか思うところがあったらと判りやすい比較になった気がしたのですが、別にどのマイクも悪いところは一切なく、もはや使用者の好み次第だなという域に達しました。本当はEQをかけて欲しい帯域に対して、狙った周波数が突けるマイクなのか?とエディット分野で吟味する必要がありますが、普通に録った結果としてはどれも普通に録れています。

こうしてリボンだけを改めて実験してみて、ちょっと扱いが難しいマイクだからこれまで手を出さなかった自分がいましたが、むしろギターアンプを録るならコンデンサーよりもリボンの方が気軽に良い音で録れるのではないかなと思います。

またお客様から「普段プラグインのアンプシミュレーター系を使用しているが、いまいちギターのサウンドが良くならない」というお悩みを良くいただき、DIとかマイクプリ分野を検討される方が多いのですが、結論「リボンマイク買って、リハスタでもギターアンプがあるところに行ってリアンプしたら最高だったわ!」なので、この機会にリボンマイクをご検討ください。特にギターソロはアンプで録るのが良いかもですね。

是非ご参考ください!

Writer.PD安田

    記事内に掲載されている価格は 2023年6月16日 時点での価格となります。

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