RME全ラインナップのPro Tools 9完全対応など注目の新製品発表会を最速レポート! (Fireface UFXレポートも明日公開!)

2010年11月にサンフランシスコで開催されたAES CONVENTION会場でも話題のRME！

先日のAES CONVENTION 2010レポートでも高い注目を集めた話題の新製品RME Fireface UFX & Babyfaceの発売を1月に控え、渋谷青山SIでの国内発表会の模様を最速レポート!

AESでもインタビューに応じてくれたRME 製品担当のMax Holtmann氏がAES2010レポートではお伝え出来なかった細かいポイントや今後の技術開発などについてもアツく語ってくれました! まずはBabyfaceの最速レポートをどうぞ! (待望のUFXレポートも明日公開致します!)

●業務市場、DAW市場、PC Audio市場をリードするRMEブランドの魅力

原音に忠実で色づけの無いサウンド、安定したドライバーと低ジッター、完全自社開発による極めて長寿命な製品ラインナップなどRMEが幅広いレンジで愛されるには確固たる理由があります。

RME 320ch・24bit・96kHz I/Oシステム！

DAW市場ではFireWire 800対応I/Fの先駆者であり2004年の発売以降今なおDAW市場をリードするFireface 800、業務レンジではマルチチャンネルのデジタルオーディオ伝送システム「MADI」対応192kHz ADコンバーター「Micstasy」やコンパクトMADIインターフェースHDSPe MADIfaceなど、数多くの銘機を生み出したRME社から2011年遂に新たなモデルが登場します。

Fireface800の上位モデルにして60chハイエンド192kHzインターフェース「Fireface UFX」、そしてDAW市場及びPC市場のニーズに鋭く答えたまさにハイエンドコンパクト「Babyface」の2機種。

まずは来年の発売秒読みのBabyfaceからムービーでご覧下さい!!

パッケージに描かれた赤子のように魅力的なデザインながらもその仕様はやはりRME。Babyfaceの魅力はコンパクトながらどんなユーザー層にもスマッシュヒットするポテンシャルの高さに尽きます。

1. モビリティ重視のエンジニアを納得させる24bit/192kHz対応の音質とサイズ感。
2. USBバスパワーでファンタム供給可能アナログXLR入力×2でミュージシャンにも最適。
3. ADAT出力でホームサラウンドユーザーにも対応。色づけの無いオーディオ特性も魅力。

AESでもインタビューに応じてくれたRME 製品担当のMax Holtmann氏

特に昨今DAW市場においては入出力は少なくても妥協の無い音質を誇るインターフェースが欲しいという要望がもっとも高く、アナログ/デジタル入出力搭載192kHz対応コンパクトI/Oはまさに市場の求める形そのものと言えます。

さらに2系統のアナログインプットのうち片方はHi_Z入力へも切替が可能なため、ボーカルとギターの同時録音なども柔軟に対応してくれます。

その他にもレポートでお伝え出来なかったポイントとしてキャリングポーチが付属する上に、USBバスパワーが不足するPC環境では重宝する二股のUSBケーブルも完備。二基のUSBポートを使用しますがより安定した動作を約束してくれます。

スペック以上に大事なのは、なんといっても安定している事。RMEが人気の理由ですね。

特に注目はTotal Mix FX。BabyfaceはPC負荷ながらも4系統のFX(リバーブ、エコー、3band EQ、ローカット)を搭載。

その他にもモノ/ソロ、ステレオフェーダーをまとめてコントロールするグループ機能、モノ/ステレオ切替、ステレオ幅の調節やトリムオプションなどなど、開発社曰く400Pにも及ぶマニュアルが書けると言わしめるほどの充実っぷり。

細かいポイントですがBabyfaceなどモバイルユーザーには嬉しい縦2列表示モードもRMEらしく気が効いてますね!

元々Matrix Editerでのスプリットを含めた自在な信号ルーティングが可能なだけに、その使い勝手は間違いなく業界トップクラス。192kHz対応FX達をモニターだけでなく楽曲制作にも是非活用したいところです。

●オヤイデ電気とのアライアンス、Avid Pro Tools 9への全機種完全対応など今後の話題は尽きない

RME×Oyaide刻印入りのラインケーブルが買えるのはRMEユーザー限定！

最後にRMEユーザー限定でRME×Oyaide刻印入りのラインケーブルをシンタックスオンラインショップにて限定販売を近日行う事やRME製品付属のDIGICheck日本語ローカライズ化を予定など、RMEユーザーには嬉しい開発スケジュールも発表されました。

そして何よりDAW市場にて最も嬉しい話題は「RME現行全モデルがPro Tools 9への完全対応を発表したこと」でしょう!!

今業界をリードするインターフェースとDAWのカップリングは2011年のスタンダードアイテムとなる事間違い有りません!明日公開予定のFireface UFXレポートもご期待下さい!!

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RME  Babyface詳細
Rock oN AES CONVENTION 2010レポート
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