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Make Noiseが、オーディオ錬金術の実験装置「Strega(ストレガ)」を発売しました!
Stregaは、Make NoiseとAlessandro Cortini(Nine Inch Nails)との共同開発により生まれた実験的なデバイスです。
そのコンセプトは「オーディオ錬金術の実験装置」であり、最初は極めて予測が難しい実験結果となることが多々あるでしょう。しかしあなたはStregaに触れるうちにオーディオ錬金術の秘法を会得して、この難解な装置をコントロールし、摩訶不思議なサウンドを生み出すことができるようになります。
オーディオ錬金術実験場へようこそ
Stregaを使用したオーディオ錬金は、まず「Activation(アクティベーション = 活性化)」することから始めます。「Tonic」で錬金の素となるオーディオ素材を Strega 内部で発生させるか、または外部からオーディオ素材を壺へと放り込み Activation します。Acivation された素材は「Time / Filter 実験室」へと送り込まれ「Agitation(アジテーション = 攪拌)ジェネレーター」が生成する信号により攪拌されます。実験結果はパネル右上の「Result」から出力されます。
主な特長
・7つのソースと13のデスティネーションでパッチング可能
・タッチブリッジとゲートウェイによる瞬間的なモジュレーション・ルーティング
・ユーロラック・モジュラーシンセサイザーの信号と互換性あり
・外部のサウンドと組み合わせたり、加工したりするための外部入力ジャック
・パッチケーブル、出力ケーブル、ACアダプター付属
・ヘッドフォン、ラインレベルのアンプ、ユーロラック出力
・小型堅牢なスチール製エンクロージャー
・0-Coast、0-CTRLと同じ筐体サイズ
またパネルに記された金色の線、円、四角形は信号の錬金術的な経路を表しています。この経路をパッチケーブルで接続することはもちろん、あなたが円と四角形に2カ所以上を手で触れる「タッチブリッジ」という秘術を駆使することで、あなたの肉体をもオーディオ錬金に介入させることができるのです。
この実験装置をここで言葉を使用して説明するのは困難です。実際に触れてみて Strega が発する言葉を理解してください。
0-Coastや0-CTRLと組み合わせて
Strega、0-Coast、0-CTRL。この3台を並べたセットをご覧いただければ説明は不要だと思います。
Stregaの筐体サイズは Make Noiseのセミモジュラー・シンセサイザー「0-Coast」や、パッチングが可能なコントローラー/シーケンサーの「0-CTRL」と同じサイズです。ご覧の通り、この3台の相性は素晴らしいものです。パッチングを行うことで互いのデバイスが作用し合い、そこから生み出されるサウンドはまさに「無限」です。
もちろんMake Noiseのユーロラックモジュールや、世界中のユーロラック・モジュラーシンセサイザーと組み合わせて使用することができます。Stregaを導入すればあなたのモジュラー・システムにオーディオ錬金術的哲学を取り入れることができるでしょう。
記事内に掲載されている価格は 2022年1月24日 時点での価格となります。
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