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REONがセミモジュラーシンセサイザーの新製品Muton(ミュートン)を発売しました!
Cistronに続くFusionシリーズ第二の製品であり、多様な機器と自在に接続できるセミモジュラーシンセサイザーです。REONオリジナルのGATEソース/LFO ソースから構成されるFAM ( Flexible Advanced Multiplier )エンジンと、driftboxを彷彿させるアナログ音源が組み合わさることでREONサウンドが新しい次元に昇華しました。
driftboxやLibertasなどの他のREON製品とも自在に接続できることから、REON製品群の中核となりうるシンセサイザーです。
REONサウンドが新しい次元に昇華!
Mutonには、全く新しいREONオリジナルのFlexible Advanced Multiplier (FAM)エンジンを搭載しています。自由自在な逓倍器をコントロールすることによって、REONサウンドをより新しいものに進化させることができます。
VCOは、driftboxのような強力なモジュレーションが可能なオシレータを3基搭載。オシレータシンクも可能なうえ、独特のランダムシグナルジェネレータも搭載し、非常に幅広い音づくりが可能です。
オシレータサウンドを加工するVCF、エンベロープジェネレータ、ディレイはMutonの音を引き立てるように最適化されており、それぞれどのオシレータに割り当てるかを選択することができます。
FAMエンジンは音源コントローラ部として機能し、完全REONオリジナルのGATEジェネレータ3基とLFOジェネレータ3基が備わっています。
GATEジェネレータは、本体でコントロールするテンポや外部入力に同期して、自由な速度、長さで規則的に発音したり、逆に不規則(ランダム)に発音したりできます。LFOジェネレータも同様に同期し自由な速度で波形生成し、レベルや波形を自由に編集できるとともに、GATE信号によるサンプル&ホールドが可能です。手前に設けられた6つのボタンに自由に機能を割り当てることで、ゲート連打やLFOのホールドなど、リアルタイムに音に変化を加えることができ、非常に即興性の高い演奏を実現できます。
コントローラ部と音源は、簡単なボタン操作で自由自在にパッチングすることができます。多彩なパッチングによる幅広い音作りを簡単な操作で実現することができます。コントローラ部の設定やパッチング設定等は、最大6つのメモリに保存することができ、演奏中に自由に読み出すことができます。
本体右側に設けられたパッチングベイには、18個のパッチング端子が設けられており、インナーパッチングはもちろん、REON Cistron、Libertasや他のユーロラックモジュールと自由に接続できます。
背面にはマスターオーディオ出力のほか、VCO毎の個別のオーディオ出力端子が備えられています。加えてMIDI端子、USB端子を備えており、様々な機器と同期演奏が可能です。
記事内に掲載されている価格は 2022年9月20日 時点での価格となります。
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