あなたの楽曲制作にヒントをもたらす数々のノウハウ記事に加え、膨大な動画コンテンツは制作トレンド&Tipsの集大成!
もともとはシンガーソングライター系の制作からスタートし、後にバンドマンとしてキーボード&ベーシストとして活動してました!楽典や音楽理論をむさぼるのが日課なので、和声学やジャンルごとの編曲、アレンジ等が得意です!バンドアンサンブルの中でも、ベースパートは和音の根音をささえる役割の他に、楽曲の方向性を左右するリズムを、文字通り支える重要なパートです。低音の再生能力が十分に満たされた、現在の環境では更に重要性も増してきています。楽器の音色や奏法にはそれぞれ活きる使い方、役割があります。楽曲のアレンジで更にブラッシュアップを狙っている方、ぜひ声をかけてください!
セレクトアイテム!
あえて、ここで愛用のDAWソフトを選んでみました!メロディーはできた、次にコードを付けて、楽曲をアレンジしていこうとなった場合、僕個人はルートの音を決定していきます。ここで、ルートとメロディーの音からスケールを定めていくのですが、ここで便利なのがトラックレイヤー機能!
別々のトラックのMIDIノートを試行錯誤する際に一つの画面でいろいろと試せるので、視覚的にも確認できるので作業が早い!1音1音にアーティキュレーションがつけられるので、以前みたいに都度切り替える手間もなくとてもいいです!楽曲の設計図を組み上げるのが得意なDAWソフトといえばCubaseです!
・PG MUSIC / Band in a box 18 MAC EverythingPAK ※win版、mac版あり
意外と知られていないけど、使えるソフトが[band in a box]。最近の制作では、メロディーよりも曲の雰囲気を重視した楽曲も増えてきていますよね?
イメージは湧いているんだけど、アレンジの途中でつまづいてしまう、、、なんてことありませんか?単純にコードを決定しさえすれば、あとは、プリセットのジャンルを選ぶだけで、簡単にそれ風に自動編曲してくれるのですごく便利な近道!もちろん、そのまま使うのはイージーですが、ここのアレンジから発展させオリジナリティーを作っていくのがベター。編曲情報は、MIDIデータで情報をアウトプットできるので、どんなDAWシステムでもすぐに導入できます。なんにもイメージがわかない時も曲のヒントを出すときによく使います!引き出しを増やすなら間違いなくコレでしょう!
やっぱりベーシストならこれははずせないかと!音がリアルじゃないと良いフレーズも浮かんできませんよね。34GBも音色を収録したライブラリーはとにかく使えます!弦楽器特有のフレットノイズを含めたサウンドやベロシティーに合わせたサンプルのEDITなど、業界定番のクオリティーは半端じゃありません!アコースティックな音色も優秀ですが、歴代のシンセベースが充実しているのもさすがです!JAZZからエレクトロまで幅広くこれ一本あれば安心です!
・Fxpansion / BFD2 + 4 Expansion Bundle 2010
リズムセクションの要!ベースとからむドラム音源はかなり重要です!周波数帯域的にもベースの音色や質感は、ドラムキットとの相性と切っても切れない関係ですよね!音源そのもののアンビエンスや音色のパラメーターを細かく作りこめる選択肢の広さは自由度がとても高く、ジャンルにあわせた設定が可能です!
個人的には、BFDのドラムフレーズの専用ビュアーが便利!
上記のCubaseにもドラム専用のエディタ画面があるので、お持ちの方は別ですが、、ピアノロール画面でリズムトラックを打ち込むのとでは視認性が全然違います!感覚的に音を置いていくイメージに近いです。音程感よりもフレーズを重要視するパーカッション楽器では、いまや必須の機能です!
・SLATE DIGITAL / VCC Virtual Console Collection※使用にはiLok2が必要になります。
レコーディングを経てDAWにオーディオファイルを取り込んで実際に聞いてみると、音がCDで聞く音と比べて細いと感じる事がたたあります、、、。そこでこのVCCをインサート!!「Brit N」いわゆるNEVEをチョイスしてDRIVEつまみをグッとまわしてみてください!明らかに、音がCDのそれと同等になっているのが感じられます。音が太くなり、とくにベースとドラムがサウンドの中で腰を落ち着かせた印象に聞こえてくるのがわかるはずです!
• 合計&クレジット
・Steinberg /cubase6
・PG MUSIC /Band in a box 18 MAC EverythingPAK
・spectrasonics/ Trilian
・Fxpansion /BFD2 + 4 Expansion Bundle 2010
・SLATE DIGITAL/ VCC Virtual Console Collection
●Next Step
・OYAIDE / QAC-202 MP 2.0m (PH-PH)
レコーディング時に気になる電気楽器特有のノイズ。ライブなどで使っていたケーブルをそのままインターフェースに使っていましたが、このケーブルに変えるとノイズがかなり下がります!Gateをinsertする際も、スレッショルド値を上げなくてすむので、音の余韻を十分に収録することができるんです!エレキギターの収録では、クリーンでも歪みでも音がこもらずハイな質感で録れますよ!さすがOyaide!
・musikelectronic geithain / RL906(pair)
ある意味最終兵器です(笑)!バスレフ型のスピーカーでよくある低域から中域の音のこもりがなくなり、低域が上部にぬけるので明瞭度が数段UPします。とくにセンターに位置する事が多いボーカル、ドラム、ベースの質感がよりタイトに把握でき、ずば抜けて定位がはっきりしているので、ミックス時にとても判断が早くなります!モニター環境はすべての作業において、マスターとなるのでこの出音は魅力的です!せっかく購入したスピーカーが気に入らなくなり、一年に一回くらい買い替えを悩まれているあなた!何度も買い替えるよりも安上がりかもしれませんよ!
・OYAIDE / QAC-202 MP2.0m (PH-PH) ¥4,150
・musikelectronic geithain / RL906(pair) ¥440,000
記事内に掲載されている価格は 2011年7月8日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ