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リスニングオーディオ分野のみならず、制作やSR/PAの現場でも普及が進んでいるカスタムIEM(インイヤーモニター)。Rock oNでは須山補聴器のFitEarを取り扱っており、すでに多くの販売実績と高い評価を得ています。今回はたくさんのラインナップがあるなかで、お勧めのMH335DWに焦点を当ててご紹介します!
まずカスタムイヤーモニターは耳型採取が必須です(すでに過去に採取しているユーザー以外)。東京近郊に在住のユーザーは、銀座にある須山補聴器にて採取されることをお勧めします。上記は、模型にFitEarが密閉度高くはまっている様子です。補聴器の世界では一般に赤が右耳、青が左耳という原則があるようですよ!
シェルとフェイスプレートはお好みのものを選ぶことができます。シェルは透明/透明(先端・赤)/透明(先端・青)/赤/青/黒、フェイスプレートは透明/赤/青/黒から選び、組み合わせます。また英字8文字以内で刻印も可能です。渋谷店には、実際の模型もあるのでゆっくりとお選びいただけます。
製品はPELICAN製ハードケースにしっかりと収まって納品されます。内蔵の発泡ウレタンでショックを吸収し輸送時のダメージもありません。またメッシュ製のソフトケースも付属しています。
現在取り扱いのFitEar製品はますます充実しており、渋谷店ではカスタムタイプはMH335DWのほかに、MH334、Aya、またユニバーサルタイプ(耳型採取の不要なもの)はFitEar To Go 334、fitear、parterreの計6機種を常時展示しています(FitEar To Go 334は、パーツ変更のため現在一時受注を停止しており、2015年6月以降に再開予定です)。
上の写真はMH335DWの実際の製品です。店頭の展示機は、ドライバーの試聴をするためイヤーチップが被せられていますが、実際出来上がりは樹脂製のステムがそのまま伸びています。耳型採取によりユーザーの外耳道の形にしっかりと沿った型で仕上がってきます。
ドライバーはバランスドアマチュアの3Way/3Unit/5Driverで、低域用に2つ、中低域用に2つ、高域用に1つという構成です。ステム内にはそれぞれのユニットから独立した3つの気孔が設けられています。
これらの技術により、MH335DWは各帯域における音の分離感、また特に低域における解像度向上を実現しています。ただ、MH334とどちらが好きかというのは個人差がありますので、店頭での比較試聴をお勧めします。
またMH335DWは、アップグレードサービスを新たに開始しています。周波数レンジ、特に高域の拡大ならびに中低域解像度の向上を目的に、ネットワークのオプティマイズとアコースティックチューニング(高音担当ユニットサウンドポートのチタンチューブ化)を施します。こちらは須山補聴器での直接の取り扱いになりますので、下記URLをご参照ください。
http://fitear.jp/music/product/mh335dwsr.html
また、Rock oN UMEDAをご利用のお客様もご安心を。近畿圏在住の方も耳型採取の実績がある店舗が大阪市内にありますので、お気軽にお問い合わせください!
記事内に掲載されている価格は 2015年7月22日 時点での価格となります。
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