NAMM 2021 Rock oN ショーレポート1月18日より開幕!

新型コロナウィルスの影響を受けてWeb開催となったNAMM SHOW 2021。Believe in Music Weekと銘打たれたタイトルに音楽への熱い希望が感じられ、各メーカーどんな製品をリリースするのか非常に楽しみですね!


Rock oN Show Reportは2020年1月18日開幕。お楽しみに!
シンセサイザーの原点回帰と未来

NAMM SHOW 2021 注目ポイント!
オリジナルを忠実に復刻したモデルに注目が集まりましたが、NAMM2021で更なる伝説のマシンが登場するのか期待が高まります!
NAMM2020で発表され話題騒然となったARP 2600 FS。なんと ARP 2600 が当時のままのサウンド、当時のままの外観、当時のままのサイズで、一回限りの完全限定生産で復活!!即売り切れとなった衝撃は忘れられません。
世界中のシンセマニアが数十年待ち続けたProphet-5の復活!ついに本家本元のSEQUENTIALから発売された新バージョンRev4(4期型)は、Dave Smith氏が「すべてのProphet-5の中で最高のProphet-5」と宣言。現代の技術によってヴィンテージシンセの本質が完全に貫かれています。
ホームスタジオを見据えたオーディオインターフェイス

NAMM SHOW 2021 注目ポイント!
ホームスタジオの需要が高まった2020年、AUDIENT EVOシリーズやRME Babyface Pro FSなどもリリースされ、オーディオインターフェイスの選択肢が広がりました。この小型化の流れに乗ったプロダクトは発表されるのでしょうか?!
Apogee Symphony I/O Mk IIと同一の、伝説的サウンドクオリティを備えたオーディオインターフェイス Symphony Desktopが発表されました。インス ピレーションをサポートする10in/14outの豊富な入出力にも関わらず、手軽にデスクに設置し、バッグに収めることも可能なサイズを実現。
伝統あるSSLサウンドが気軽に低価格で実現できるSSL 2 / SSL 2+は、初心者やSSLサウンドに憧れる方には待望の製品と言えるでしょう。オーディオインターフェイス選びにまた一つ、夢と可能性のある選択肢が増えました。
アウトボードの復刻・小型化という進化

NAMM SHOW 2021 注目ポイント!
伝説マシン復刻の流れはアウトボード界にも!伝説のマシンをモチーフに、現代の技術をプラスしたアウトボードたち。そしてアナログ回路をプラグインのように使えてしまうAPB-16の新たなるプラグインは登場するのでしょうか!?
世界初、DAWにプラグインする”アナログ”プロセッサー APB-16 用の新たなプラグインが発表されました。APB-16に内臓されたアナログ回路を活用した16chミキサーで、アナログサミングがプラグインで簡単に行えるのは便利ですね!オートメーションやリコールも可能なので、新たなるプラグインの登場に期待大です。
伝説のデジタルリバーブ AMS RMX16の復刻!API500規格で利用できるようになり、かつては最高のスタジオでしか利用できなかったサウンドが、より幅広いユーザーベースで利用できるようになりました。単にアルゴリズムを実装するのではなく、音楽的であるように設計された各プログラムは「カーペットグラフ」パラメーターテーブルによって可能な限り幅広い「スイートスポット」を提供するように再調整されました。
ホームスタジオに向けたモニタースピーカー

NAMM SHOW 2021 注目ポイント!
モニタースピーカーではTANNOY約100年の原点に立ち返ったTANNOY GOLDシリーズが話題になったほか、アルミニウム仕上げが美しく輝くGENELEC RAWシリーズも人気でした。NAMM2021でホームスタジオに向けたスピーカーが新たに登場するのでしょうか!?
フラットなサウンドで定評あるモニタースピーカーブランド eve audioから小型の3ウェイスピーカー登場!7インチサイズのウーファー、4インチのミッドレンジドライバー、リボンツイータを搭載し、その正確なサウンドはレコーディングやマスタリングなどに最適です。
ハイエンドのスタジオからデスクトップPC用のスピーカーとして使用可能なCRシリーズは手ごろな価格とコンパクトデザインを実現。ホームスタジオ、マルチメディアコンテンツ制作、ポストプロダクション、ポッドキャスト配信、コンピューターゲームなど様々な用途で活躍してくれます。
シミュレート、モデリングでリアル機材や空間をDAW上に再現するソフトウェア

NAMM SHOW 2021 注目ポイント!
UADプラグイン Ocean Way Studios のルームリバーブもそうですが、スタジオの鳴りそのものをキャプチャーしてしまうというのも新たなトレンドになりそうです。ソフトウェアはAIへの期待がさらに高まり、iZotopeの新製品からはいつも目が離せません!
apolloで地球を飛び立った人類は、ついに月(LUNA)へと辿り着きました。Universal AudioがRecording Systemとして銘打った新システムLUNAが今年のUniversal Audioブースの目玉と言って間違いないでしょう。NAMM前に様々な憶測が飛び交っていたLUNAのベールがついに剥がされました!UADプラグイン新時代の幕開けです。
Led ZeppelinやThe Rolling Stones、Van Halenと言った錚々たるバンドのレコーディングが行われてきたSunset Sound Studioスタジオの監修を受けつつ特定の部屋、機材環境の音を再現することにフォーカスを絞ったIRライブラリというのは、使用する上で非常に信頼出来ると思います。
ハードウェアが可能にする演奏性と操作性のさらなる進化

NAMM SHOW 2021 注目ポイント!
アンプ・シミュレーターの草分け的存在PODと、アンプをプロファイリングするKEMPER。ギターアンプのサウンドはソフトウェアでも多数シミュレートされていますが、ハードウェアが可能にする演奏性と操作性のさらなる進化に期待したいと思います!
POD Goは定評あるHelix/HXファミリーのサウンドを継承!プロ・クオリティのサウンドとシンプルなユーザー・インターフェースで、初心者にも最適なマルチエフェクト・プロセッサーが登場しました。ポータブルで軽量なデザインによる高い可搬性を兼ね備え、スタジオでのレコーディングに持ち運んだり、ライブでも威力を発揮してくれたりと多くの場面で使える製品です。
KEMPERが待望の純正スピーカー・キャビネット「KEMPER KABINET」を発表!ヴィンテージ・チューブ・アンプをプロファイリングして、そのサウンドを基にした様々なオリジナルのセッティングを創り出すことが可能なプロファイリングギターアンプ『Kemper Profiling Amplifier』。19種類のスピーカー・キャラクター(IMPRINTS)を選択できるProfiler Power Head、Profiler Power Rack用の、軽量でパワフルなスピーカーキャビネットです。