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AMPLE GUITARシリーズを試してみた 全4回
ギターやベースのモデルごとに多数ラインナップされている AMPLE SOUND 製品を、楽器カテゴリー別 全4回に分けて、ソフトの使い方を混じえながらご紹介します。
第1回:アコースティックギター編では、DTMで需要の高い ギターストロークを簡単に演奏する方法をご紹介しました。
第2回:エレキギター編では、リアルなギターリフをRifferで作る方法をご紹介しました。
第3回:ベース編の今回は、調性を持ったランダムなフレーズを生み出すDice機能を活用します。
第3回 ベース編
ベースは楽曲の肝心カナメ!!!
和音を構成する根本となるのがベース。ギターリストがCメジャーを弾いてもベーシストがAを弾けばコードはAマイナーセブンになり、ギターリストがAマイナーを弾いてもベーシストがFを弾けばコードはFメジャーセブン。ベースはとても重要なパートなので、プロデューサーにはベーシストが多かったり、音楽理論に詳しい方はベースが大好きだったりします。
ベースパートはドラムと楽曲のボトムを構成したり、ドラム無しでもベースだけでリズムを表現可能、さらにはコード進行を決定する大変重要なパートです。それだけに、とてもアレンジ力が求められるパートであり作り手のセンスが光るパートで、作曲やアレンジ初心者にとっては簡単なようで難しく、プロにとっても手強い楽器なのです。
ベースという楽器にこだわるAmple Bass
Ample Bassシリーズは、よりダイナミックで繊細な演奏ができるよう各弦のフレットから丹念にサンプリング。ベロシティレイヤーとラウンドロビンにより、ベースの基本となるルート弾きの際にも「マシンガン効果」の発生を抑えます。また、各弦は最大1音のダウンチューニングに対応。
アーティキュレーションはサステインやパームミュート、ナチュラルハーモニクス、レガート・スライド、ハンマリング・オン/プル・オフ、スタッカート、スラップなどの必要十分なアーティキュレーションを、残響成分を含まないドライなサウンドで収録。ピッキングのアタック強弱のランダム化や、適所で自動挿入されるフレットノイズやリリースノイズを交え、生き生きとした演奏を可能にします。演奏中の” 弦のビビリや強く弾いた際のアクセントノイズ、デッドノートなどのノイズもランダムに再現が可能となりました。
最長8小節のリフ/フレーズなどを作成する「Rifferパネル」、タブ譜・スコア編集ソフト「Guitar Pro」のフォーマット(”.gp3″ “.gp4” “.gp5” “.gpx”)で作成されたタブ譜を読み込み、演奏する「Tab Player パネル」を搭載。
バージョン3 にて大きく刷新された「FXパネル」は、8-band EQ、RMS とPeak を選択可能なコンプレッサー、6-Tap Echo、IR Reverbを搭載し、視覚的にも分かりやすく使いやすく進化しました。
また、エレキベースモデル(J III、P III、METAL RAY5 III、YINYANG III、JF III)にはビルトイン・アンプシステムを搭載。アンプヘッド3種/キャビネット4種/マイク4種からお好きなモデルを選択し、インストールしたその時からビンテージ・アンプのサウンドが手に入ります。
Ample Bass 全モデルを試聴
最長8小節のリフ/フレーズを作成する強力な機能 Riffer パネル
第3回では、RifferのDice機能を使用して簡単にオリジナルフレーズを作る方法をご紹介します。
Bass Rifferパネルの主な機能
Dice機能を使ってみた動画
ベースアンプ、キャビネット、マイクセレクトも自由自在!
AMPパネルでは モデリング・アンプを3種類から選択可能のほか、4種類のアンプ・キャビネット(1×15 / 2×10 / 4×10 / 8×10)を選択可能。4種類(Dyn57 / Dyn421 / Con87 / Con414)から選択した2本のマイクとルームマイク、DI、キャビネットのサウンドをミキシングするミキサーが搭載されています。
Tab Player パネル
Guitar Proフォーマット(”.gp3″ “.gp4” “.gp5” “.gpx”)のファイルを読み込み演奏可能(AMPLE BASS 上では、タブ譜の編集はできません)
使い方は他のAMPLE SOUND 音源でも共通!
一度使い方を覚えればユーザーインターフェースは共通です。曲に合うキャラクターのベースをコーディネイトするように選ぶ事ができます。
ベースモデル別に徹底試聴
次回は第4回 ウクレレ&追加音色編をお届けします!
記事内に掲載されている価格は 2020年5月8日 時点での価格となります。
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